The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend
私の大好きな曲ばかりが、このBESTに入っていて、大興奮でした。
ただ、昔のハマショーを好きな人には物足りないかもしれません。
若さ故の荒削りさ、ガツンとくる曲達。
それが、今は若干変化しているから。
でも、それってアーティストとして、浜田省吾が未だに成長しているからなんですよね。
この年齢になっても成長し続けられる彼を私は素晴らしいと思うし、尊敬します。
作りこまれ、考え抜かれ、まとめたのがこの一枚。
それでも、本質的な部分は、きっちり残っている、いい一枚です。
ON THE ROAD “FILMS” [DVD]
この作品は1988年に浜田省吾の野外イベント A PLACE IN THE SUN 浜名湖畔 渚園での野外ライブと同年リリースされたアルバムFather's Sonのツアーでの映像作品集である。
浜田省吾、初のライブ作品集だが浜名湖畔 渚園でのライブはカメラが悪いのか時代的に性能が限界だったのか、明るい時間帯は、いいのだが暗くなる時間帯になると客席や空などの風景が映っていない。野外イベントでは僕と彼女と週末に(この作品には収録されていない)が演奏される事も多くステージ後方に巨大な原発が現れるのだが、それさえ映っていない(明るい時間帯にクレーンは映っているが)。まぁ参加したので生のインパクトで、それを目撃したのでいいのだが…
個人的には夕暮れ時に演奏された愛のかけひきが好きです。80年代は、よくこの名曲を唄ってくれていたのだが最近は、唄ってくれないのが少し残念。君に会うまでは、君の微笑や片想い、凱旋門、愛しい人へなどの初期のバラードも、またライブで聴きたい。
そして久しぶりに、またA PLACE IN THE SUNを開催して欲しいと願っています。通常のツアー ON THE ROADでは披露されない名曲をセレクトして演奏してくれるからね。
特に野外で演奏される僕と彼女と週末には別格だから。
もうひとつのスーダン 日本人医師川原尚行の挑戦
外務省・医務官を辞めてNGOを立ち上げ、干魃など自然環境の過酷さに加え、西部ダルフール地方では今も紛争が収まらないスーダンにおいて、病院・巡回診療、水・女子教育・スポーツ事業と、支援を行う医師の日常を撮った写真集。
イラクの写真では、劣化ウラン弾による奇形児の写真など、目を背けたくなるような写真も掲載され、それこそが 現地の被害の現実を映し出す写真となっているが、本書ではそのような悲惨な写真は殆ど無い。
辛さ・苦しさが読み取れる写真もあるが、笑顔や希望のこもった写真もあり、読後の気持ちが暗くなるような事はないが、その分中村哲氏や吉岡秀人氏の著書のような、突きつけられる読後感も薄い。
それ故に、島田紳助氏が帯文を書いてくれるのだろうが(前述2者の著書に、タレントが帯文を書く可能性は低い)、どちらのアプローチがより広く訴えかけるのだろうかとも考えさせられた。
日本人医師によるNGOとしての医療支援は著者の他、TVでも何度か取り上げられた前述のアフガンのペシャワール会(中村氏)・ビルマのジャパンハート(吉岡氏)があるが、パレスチナ・ガザ地区の地球のステージ、イラクのJIM-NETといった、まだまだ日本で知られていない活動もあり、これらも『情熱大陸』等で取り上げられ、活動範囲が広がっていくことこそ日本の国際貢献につながり、世界での信用度を高める取り組みとなろう。
ON THE ROAD 2005-2007 “My First Love”(通常盤) [DVD]
私的には省吾ファン暦が さほどではありませんが 昔,彼のインタビュ-記事で「ライブの場でも歌詞 一字,一字をキチンと伝わるように歌う事を心掛けている」と,そんな記事を読み確かに省吾さんの歌声は歌詞がキチンと届くなぁと納得&大切な事だなぁと感心しました。私は彼のライブを会場で拝見した事はありませんが そんな人は寧ろ このソフトにかじり付いて何度も拝見しましょう!
陽のあたる場所 浜田省吾ストーリー (角川文庫)
『浜田省吾事典』は、まさしく事典だが、こちらは、伝記風の読み物となっている。
浜田省吾の父親が二次被爆したところから筆が始まり、単行本では収録されなかった、
「Father' son」のアルバムに至るまでが克明に描写されている。
浜田省吾ファンなら、必ず、読んでおきたい1冊。
彼に対する理解が、遥かに上回ること、間違いない。