質問で学ぶシンプルコーチング
このノウハウのセミナーを全部受けたら一体何百万円かかるだろう?
それらが惜しげもなく一冊にまとまったって感じですね。シンプルだけど実用的です。
しかもこの本のイラストがよく描けてて、僕の右脳に直接アプローチしてくれて、眺めるだけでもかなり理解できるんで良かったです。
いろんなコーチング関係の内容を、こんなにシンプルにまとめてもらってうれしいです。
こころのエンジンに火をつける 魔法の質問
この本をはじめて、手にとった印象はシンプル。
そして、
なんだろう スッと入っていく感覚です。
最初から読み進めるというより、
こころに今、必要な箇所に自然治癒力を高めつつ利くそんな感じです。
それは、ケミカルなチカラでガツンと利く薬局の風邪薬というより
天然素材で調合された漢方薬やレメディ(西洋の漢方薬?)のような
利き方。
自分に自信がなくなっているとき、
やる気が起きなくてどんどん悪い方にいっていることをわかっていて
それでも、どうにもならないとき、
そんなとき必要なのは
スケジュール帳の使い方でも、
1億円儲ける方法でも、
感謝とツキを大事にする幸せの見つけ方でもなく、
自分を客観的に見つめることができる具体的な質問
なんではないでしょうか?
いま、夢に向って行動し、ぶつかる。
次のその行動、思考が腹に落ちる必要があるときでしたが
シンプルでやさしく、そして自信を持って問いかけてくれる
魔法の質問は、セルフコーチングの本なんてカテゴリではなく
本の存在自体がこころの裏側にも届く、メンターな本だと
おもいました。
子どもが「やる気」になる質問―叱る前に問いかけると、こんなに変わる!
「質問の匠」と「コーチングの達人」がコラボした本書。
非常に完成度の高い内容になっています。
ミヒロさんは学校訪問プロジェクトというボランティア活動で
全国の学校、小中高で実践もされているので、現時点での
集大成と言ってもいいかもしれません。
そして、本間さんは、コーチングの第一人者の立場から、
質問の背景にも言及し、深い内容になっています。
本書は、親子向けの質問とはいえ、そのまま大人、特に、
就活の壁の前で途方にくれている大学生にも使える質問
です。
また、コーチングに関心のある方には、多くのヒントが
散りばめられていますので参考になります。
もちろん、教職の方には、教えることだけでなく、子ども
のやる気を引き出すためにも、ぜひ実践していただきたい
内容です。学級経営にきっと役立ちます。
そして、最終章は、親自身への質問ですが、育児中のわが
子二人にさっそく、プレゼントするつもりですよ。