ウケる技術
漫才師はなぜウケるのか?
そんなことをつぶさに観察して、一冊の本に体系化したものといえそうです。
ガイジン化、カン違い、キャラ変、などは漫才師がやると
わかってはいるけど笑ってしまいますから。
周りにいる、「なぜかプレゼンがうまい人」、「誰とでも話がうまく行く人」
というのはここに書かれている多くの技術を持っているような気がします。
では、これを読むと、コミュニケーションがうまくなるのか?
わかりません。。。
例文は寒いものも多いですし、人によってこのまま使える人とそうでない人がいますから。
ただ、「コミュニケーションはサービスである」、
「笑わせることは、自分優位に立つことではない」
といった著者達の主張は、この本を他のハウツー本と違うところに引き上げていると思います。
巷にあふれた写真を見ながら突っ込みを入れる、会話を考える、
こんなことをしている想像力は上がりそうです。
TKプロジェクト「ガチコラ」(DVD付)
ネタを織り交ぜた曲が大半なのですが、それぞれ個性的でとても面白いですよo(^-^)oメロディが普通の曲で使われるようなもの(という言い方も変ですが)なのが、個性をより引き立てていると思います。それぞれの歌詞とメロディの合わせ方が絶妙です(>_<)
付いているDVDではレコーディング風景を見ることができます☆普段TVなどでは歌わない芸人さんが歌っている姿は一見の価値アリですよ◎この中に好きな芸人さんがいる方には強くオススメします!
笑い飯全一冊 ( ヨシモトブックス ) (geinin zen issatsu series)
巻頭グラビア、面白すぎます。 千鳥、倉本美津留氏のインタビューを通して笑い飯の人間性をも垣間見ることが出来た気がします。
えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)
この本も般若心経・金剛般若経 (岩波文庫) 、または、般若心経・金剛般若経 (ワイド版岩波文庫)を、元に、自分の考えを織り交ぜながら般若心経を「笑い飯哲夫流」に説明しています。下敷きとなっている「般若心経・金剛般若経_岩波文庫」は、翻訳者の主観が入らないような配慮がされていて、自分で読み解くための素材を提供してくれています。 ですから、著者のしゃらくさい人生観などどうでもいいという方は「般若心経・金剛般若経_岩波文庫」を読まれるといいでしょう。
笑い飯哲のいいところは、この本の119ページにあります。そこを引用しますと、
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なんで自分の存在にこだわるんや、自分の考えも体もひとりだけの所有物やと思わんと、自分も他人も草木もゴミも、全体が液状にドロドロしてて、ただ偶然、ドロドロしてる中のここからここまでの部分が自分となって現れてるだけやねんで、そしたら全部は繋がってて、自分だけの所有物なんか何もなく、すべてはみんなの所有物になる、そしたら他人に与えることも、何ら嫌なことではない、それで「慈悲」の心がうまれるんやで、という感じだと思います。
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ここの部分はいいですね。しゃらくさいなんて思えません。素晴らしいと思います。
この中で言っている『全体が液状にドロドロしてるもの』というのが、「空(くう)」と呼ばれているものです。「空(くう)」は般若心経の中心となる考え方ですが、これは本当は仏教だけのものではなく、宇宙の普遍的な「情報物理の原理」を表す時に出て来るものです。そのことを実に明確に正確に表現した本がただ1冊だけあります。岩男潔著「般若心経物語」です。この本のレビューにも、「正確・明確さはピカイチ」です、というのがありました。
本当の般若心経を知ろうと思えば、この「般若心経物語」、と、「般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)」は欠かせません。ぜひ、これらの本も読まれることをお薦めします。なお、「般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)」の翻訳者は東大のインド哲学科の中村元先生と紀野一義先生(師弟)ですが、「般若心経物語」の著者、岩男潔は紀野一義先生の弟子であるようです。(本人は人間が立派でないので弟子を名乗れないと書いていますが)