ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!
“日本ほど「社会常識」が幅を利かせている国も少ないでしょう。
多くの数字や事実から論理的に積み上げた考えではなく、
「みんなの常識的にはこうだ」という発想です。”
本書の冒頭で著者の出口さんはこう投げかけています。
2008年後半からの金融危機やこれまでのバブルでたくさんの企業や人々が
痛手を負ったことからも分かるように、人間というのは「みんながそうしているから」
という理由で何かをしてしまいがちなのだと思います。
ましてや日本の中の常識だけにとらわれて何かを判断するというのは
とても危険なことだろう、と。
社会常識や通念にとらわれず、本質を見極めてビジネス上/生きていく上で
賢明な判断をするにはどうしたらよいのか?そのための方法として、
出口さんは様々なエピソードを通じてタテ(読書を通じて歴史から
人間の営みを学ぶ)とヨコ(旅を通じて世界の人々の営みを見る)
の思考力を鍛えることの大切さを本書で説かれています。
「王様は裸」と言ってもらえるのは童話の世界の話。
現実の社会で賢明に生きていくために必要なインプットとその生かし方について、
具体的に教えてくれる本です。
読み終えたあと、すぐに本書で推薦されている歴史の本を注文しました。
日本ペン回し協会公認DVD ペン回し王 The King of Pen Spinning
スロー再生を使い懇切丁寧にテクニックを解説しているので、とかくわかりにくいペン回しのコツがハッキリと理解できます。
技の紹介も楽しく自分ではできなくても、見ていて飽きません。
実用的でオススメ。
フルトヴェングラー ベートーヴェン:交響曲第9番 BOX
私は普段クラシックは聴かないのですが、今年で40になり、社長になって
3年目ということもあり、そろそろポップだけでなく大人の音楽でも
聴いてみようかと、とりあえずこれを買って読んでみたところ、
3時間でわかる「クラシック音楽」入門 (青春新書INTELLIGENCE)」
「フルトヴェングラーの第九が最高峰だ」と書いてあったので、
ちょうどこのスペシャルBOXとやらを乗せられて買って
しまいました。
すごい古い感じの冊子みたいのがついてて(私には意味はさっぱり
わかりませんんが)すごくアンティークで洒落た感じです。
年末に聞くのが第九だと思っていましたが、本に書いてあったとおり、
全くその印象とは違い、すごく重厚感があり書斎で一人静かに聴いていますが、
休日に一人で聞くにはかなり良い感じです。
とくに、第二、第三楽章あたりはいままで持ってた年末の第九の印象と
全く違い、とても聴き心地がよくて、さらに音楽の強弱で心臓がどきどき
する新たな感覚を覚えました。
ということで、私はクラシックの良しあしはわかりませんが、
非常にシブイくて、これからクラシック聴こうと思ってる方にはお勧めだと思います。
個人的にはとても満足していますが、まだクラシック初心者なので、
4つくらいにしておきます。
クラシックにハマリそうなので、これからも、いろいろ聴いてみたいとおもいます。
片づけと収納がらくになる仕組みづくり ライフオーガナイズ: もっと心地いい暮らし方
空間を整理整頓するには、まずは自分の頭の中を整理することが必要という、
これまでの整理収納のノウハウ本とは違ったアプローチの本。
「ライフオーガナイズ」というアメリカ発の新しい概念・手法を通じて、
モノと情報が溢れて手に負えなくなっている現代日本人の暮らしを
ラクにする手助けとなる本だと思う。
実例写真はわかりやすくて読みやすいが、ライフオーガナイズの概念の
部分は文字情報が多くてやや読みにくい印象。
部屋を片付けよう!というモチベーションは上がる一冊。