ナイアガラ・トライアングル Vol.2
大滝詠一の「エーメンデコイヲシテ」を収録曲の代表格にあげる人が多いですが、僕には分かりません。確かに昔良く耳にしたし、懐かしさは感じますが、あの曲が名曲とはどうしても思えない・・・。しかし!元春の「マンハッタンブリッジにたたずんで」が収録されている唯一のアルバム故に、絶対に価値があります。個人的にはこの曲は元春の歌の中でも5本の指に入れたい位の名曲だと思います。都市に住む若者の心をこれほどリアルに歌い上げた美曲はないでしょう。
愛はクロスオーバー [VHS]
このレビュータイトルが解った方は「マンマ・ミーア!」ファンですね。やはり特筆すべきは、四季ミュージカルで輝いている吉沢梨絵さんが子役として出演していることです。7才という設定のようですが、演じていたのは10才頃と思われます(推測ですが)。マンマのサムの台詞に「昔のままのドナだ!」というのがありますが、まさに、ソフィやピコの笑顔そのままです。自分がドナになって、ソフィの小さかった頃を回想しているような気分にもなります。梨絵さんファンにはおすすめのビデオです。
星がひとつ足りないのは、映画の内容がどうもなのと、うまい役者さんの中に役者が本業でない稲垣さんの出演は厳しかったと思うところです。歌は心地よかったですよ。
稲垣潤一25周年ベスト Rainy Voice
地味ではあるが、稲垣潤一さんのベストアルバムは、今までのヒットソング、コマーシャルソングがふんだんに織り込まれていて、昔の楽曲の良さに久々に巡り合ったという感じです。「ドラマティック・レイン」やこれからのシーズンにピッタリの「クリスマスキャロルの頃には」は正に名曲。その他の曲を含めて16曲とも、聴きごたえのあるアルバムであると思いますね。
ホームワーク [DVD]
福山まさはるさんが売れないミュージシャン役でています。それを支える清水さんが熱演、一方の唐沢としゆきはサラリーマンとして生きていく、一応世間的には成功しているように見えるが、実は本当はやりたいことがあった。そんななか駅で唐沢としゆきと福山演じるミュージシャンの恋人、清水と駅で出会い付き合うようになる、一方福山は唐沢演じる恋人と付き合う。付き合い始め、唐沢と清水は上手くいくと思ったが、夢を捨てられぬ、唐沢は厳しい現実に当たり、福山からも馬鹿にされてしまう。主題歌を歌う稲垣潤一がミュージシャン役で出ているのも見もの。
Live History I 1984~1992 [DVD]
DISC1:SOUND OF LIFE 1984(武道館)(11曲52分)、DISC2:HEART & SOUL 1989(武道館)(10曲50分)、DISC3:WILL 1991(武道館)(22曲100分)、DISC4:SKETCH of HEART 1992(武道館)(22曲108分)と4枚目まではコンサートツアーのDVDです。DISC5はspecial discでありvideo clipとして大人の夏景色、サヨナラからのメッセージの2曲、そして2007年の25周年live tour EDGE OF TIMEより5曲が収録されています(34分)。青春時代の想い出がたくさんつまったDVDがこの価格で購入できるなんて・・・。個人的にはとても満足しています。