本人vol.11
不景気である。
広告収入の落ち込みで、TVはスポンサーの奴隷になり下がった。
もちろん、全部とは言わない。
昔は「面白くなければTVじゃない」だった。
今は「チャンネルを変えさせない作戦を披露する媒体」である。
面白いかどうかは別で、どうやって飽きさせないか?
という事をマーケティングや視聴率の分ごとの推移で研究して
様々な作戦がOAで試されている。
この本を読むと、そんなチマチマした作戦はバカらしくなる。
明石家さんまという芸人が話術と動きの芸でもって
「面白い」&「飽きさせない」&「チャンネルを変えさせない」
と、1人で昔ながらの内容と今の内容の融合を図っているのだ。
インタビュー内容が活字になるのを嫌うタレントという紹介が
この本の冒頭でなされているが、緻密な計算と現場判断能力の高さで
長年やってきたという、その秘密がバレるのが嫌なんでしょうか・・・?
TVの中では、そんな計算なしで瞬発力でやっているように見えているからこそ
楽しんでもらえるという計算があるんでしょうか・・・?
あわせて掲載されている、ひょうきんディレクター「三宅デタガリ恵介」氏の
インタビュー記事も、根っこは同じような事を言っているようで
番組制作者は、完全に影響は されなくてもいいけど
一読はしといた方が良い内容です。
祝ビックリマン 歌と音楽集
私はBGM目的で買ったので良かったです!
特に神帝登場シーンの曲が大好きでエンドレスで聴いてしまいました!
曲調も全体的に明るく楽しいものが多いので、楽しい気分になりたい時に
聴いてます♪
確かに歌はTVサイズで短いですが、シングルがあるので
問題ナッシング!
みんな曲を聴いてハピラキ〜になりましょ!
スポ根TVヒッツ!
アニマルワンをききたくてこのCDを買いました。「やるぞ、いまにみていろ、バババババンと、日の丸あげるのだ〜!!!」。なんとも当時のちびどもは勇ましいし、きいていると“疲れを知らなかった”こども時代の元気、勇気がよみがえってくる気がします。
それにしても。。。梶原一騎さん、川崎のぼるさん、ちばてつやさん。。。スポコン全盛時代の作者たちのメッセージってストレートで、キョーレツで、エネルギッシュですね。いまのこどもたちにも必要なきがします。よ〜しもう1回きいてがんばろっと。。。
本人vol.10
忌野清志郎に関する内容は、写真9ページ(表紙のぞく)、記事12ページです。
記事は、初出『クイックジャパン』の「ロックで独立する方法」です。
”2000年から2002年にかけて雑誌で連載されていた”原稿が再録されています。
訃報を受けて急遽差し込んだ、という感じですが、記事はとても面白く読みました。
写真も、いい写真だと思います。
「清志郎特集号」を期待するとがっかりするかもしれません。
しかし編集部としてできることをやったんだな、と好感を持ちました。
記事の分量は、そういうわけで少ないのですが、内容は面白い。
できれば、リアル書店で内容を確認のうえで、納得して購入してほしい一冊です。
僕は、立ち読みしたうえで、あえて買いました。