お疲れさんにクエン酸! 1L 10倍希釈用
保温マグに氷水で割って仕事机の脇に置いて飲んでます。
美味しいし、すっきりするのでリピートしてます。
粉末のが安いですが、手軽さと味でこっちがおすすめです。
日本語版 ガイガーカウンター 放射線測定器 高速高感度 2011最新モデル
ガイガーカウンターの中では比較的安価なので大丈夫かな?と心配でしたが、公的な機関で発表している空中放射線量よりは多少高めに表示するようですが満足のいく範囲だと思います。
日本語の説明書が添付されていますが、文字が小さくみにくいのと、日本語の表現(?)が変なのが残念でした。(測定はできましたが・・・)
たぶん、中国の方が作った説明書だと思います。日本語の説明文は日本人が作るか、おかしな表現や言い回しがないかきちんとチェックするべきです。
内部被曝の真実 (幻冬舎新書)
福島第一原発の事故の後、当時の枝野官房長官は「直ちに健康に問題はない」と盛んに記者会見で言っていました。でも、「直ちに」という言葉に胡散臭さを感じ、いつかは健康に問題があることを遠廻しに言っているんだと、嘘は言っていないけど良く判らないと感じていました。
そのモヤモヤが本書を読んで晴れました。広島原爆の20〜30倍の残存率が高い放射性物質が飛散し、低い線量でも汚染が膨大に起こると、特定の場所や食品で濃縮が起こり健康に害をもたらす可能性が生まれる。セシウムを含むほこりを雨は洗い流し、それが集まり乾いていくと、当初は低くても10倍、100倍の濃縮は容易に起こる。でも、どこにセシウムを洗い流した水が溜まっていたかを推定するのは、乾いた後では、非線形の問題で難しい。また、食品でも同様で、それぞれの線量は低くても、放射性物質は甲状腺や膀胱に集まり易く、そこでDNAの異常を起こし、癌を誘発する。そして、それは「直ちに」ではなく、身体の中で長い年月を経て異常を引き起こす。従って、もう一度、総量の問題を基礎として、徹底的に測定をして、除染しないと大変なことになると。
内部被爆の問題が本書の様に取り上げられ、食品に関する基準の精度が高くなるのは喜ばしいことだと思います。対策が、本書で指摘されている様に「測定と除染」だとしても、山林、田畑、河川に広く飛散してしまった放射性物質についてはどうか・・・、取り切れるのか。雨樋の下、すべり台の下など、雨水が溜まりやすい部分の土を除けば、放射線量は低下する。また、校庭の表層部の土等を除けば、少しは安心できるだろう。でも、著者が指摘する非線形の問題は、いろいろな所で時を経て濃縮が容易に起こるという問題は、どうなるのだろう。
除染し切れない為に集団移住するのも現実的でないとすれば、出来ることは全てやって、結局は放射能と共に生きるということになるのかも知れない。そうであれば、そうなんだと、覚悟してくれ、と言って頂いた方が判りやすい。でも、それは著者の様な科学者の仕事ではなく、政治家の仕事なのかも知れません。
放射能生活の注意事項―一億人のために
内容的には同著者の既刊「早く肉をやめないか?」「こんな食品だったらお金を出したい!」「ガンにならないゾ!宣言」といった書とかなり重複している。
即ち、
1.肉食の危険性の強調と、玄米菜食の勧め。
2.ファストフードをやめて、いわゆる「スローフード」の勧め。
といったことが基本である。
今回はそれに加えて、現在ネット上で話題沸騰の、飯山一郎氏による「米とぎ汁乳酸菌活用法」が取り入れられていることが本書の大きな特長と言える。
また、長崎で自らも被曝しながら、多くの患者や病院従業員の命を救ったことで知られる秋月辰一郎医師の逸話や著書もふんだんに引用していることも特長である。
総合すれば、人体自体の「免疫力強化」がこの放射能汚染された日本で生き抜くためのカギと主張していると言える。
それにしても、同著者が長年訴えてきた「玄米菜食」が、この放射能汚染された日本においてより切実な意味を持ってくるとは、長年の愛読者の一人としても夢にも思わない事態だった。まさに船瀬俊介氏こそ「警世のジャーナリスト」と呼ぶべきであろう。