聖痕のクェイサー 12 (チャンピオンREDコミックス)
チャンピオンRED連載時の第53話〜57話を収録。
カラーピンナップ表はカーチャ様のお尻、裏は半裸のジータです。
表紙が一番のサプライズのような気もしますが、読み終われば「この表紙もアリだな」と思えるのではないかと。
激しいバトルが連続で展開されますが、お色気も忘れてはいませんね。おマタの表現が変わった気がしますが(笑)これはこれで良いのではないでしょうか。
絶体絶命のピンチに遅れてやってくる救世主・・・というヒーロー物の王道パターンが、なぜに面白いのかという醍醐味を、たっぷりと味わえる12巻でした。
-----ここから下は12巻を読み終わった人向け蛇足的雑記です-----
劇中にイレブンス・エグザイルという言葉がありますが、イレブンス(11属)というのは、おそらく周期表における第11族元素の事ではないでしょうか。この第11族元素にはCu・Ag・Auが属しており、Rgもここに属します。そう考えるとRgがCuを操れてしまった理由が何となく理解できますし、AuやAgと接触する機会があれば何か起こりそうな予感もします。Rgは意外にも重要な人物になった感がありますね。今後の活躍にも期待したいと思います。
聖痕のクェイサー 11 (チャンピオンREDコミックス)
チャンピオンREDに連載された48話から52話を収録。
読み返してみると記憶よりもシリアスな話が多いのですが、バトルが少ないからそう感じてしまうのかもしれません。
久しぶりに登場する人物がおり、レギュラーメンバーと合わせてかなりの数になっています。そのせいかサーシャの影が薄く、この巻だけ読むと誰が主人公なのかわからないくらいです。
51話でボーリング大会が行われるんですが、これが結構面白かったです。得手不得手が人物のイメージ通りではなかったり、意外な一面が見れて満足。
ちなみに、お色け描写が今回はかなり多いです。おっぱいは相変わらずとして出番の多いニプロック、妖しい液体表現、偽装されたスジ表現なども増量されています。
個人的に男性キャラで唯一応援している、レントゲニウムの「あのお方」が数ページ拝めて良かったです。今後出番が増えてくれると良いのですが。