THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK~Single Collection~
「スラムダンク」のオープニングとエンディング全6曲が収録された「スラムダンク テーマソング集」(1996年発売)にボーナストラック2曲とDVDをつけた作品。DVDの内容は、各アーティストのテレビ放映されたオープニングもしくはエンディングの映像と、音楽番組「NO.」で放映されたビデオクリップ(1分30秒ほど)、そしてCMが収録されています。
ビデオクリップが一曲分収録されていないというのは非常に残念です。それでも、歌っている人を見ることができるのはとても貴重なのではないでしょうか。
ちなみに「ぜったいに誰も」の曲の出だしが、アニメバージョンとシングルバージョンでは全然違います。
セカイガマッテイル
水戸さんファンとして聴く3-10 chainのアルバムは、正直発売当時はしっくり来ませんでした。水戸さんの詩も、かつてのインスピレーションを失いつつあるように見えたし、音とのマッチングも微妙な感じがして。
そして、すぐ聴くのを止めてしまって5年。ふと聴きなおしてみると、意外にもしっくり来たので驚きました。
なぜ、あの時は違和感を覚えたのか。
それはきっと、私より少し年上で、人生の先を歩む水戸さんが見た世界を、自分はまだ知らなかったせいなんじゃないかと今では思います。だから、理解できなかった。仕事でそれなりの修羅場も理不尽も経験して今、漸く共有できた詩があります。
音については、個人的には全てがベストマッチとまでは言えませんが、「生きる」「世界が待っている」「人間のバラード」「クレヨンロケット」「月に抱かれて」はアンジーファンの方でも安心して聴けると思いますし、特に、「生きる」と「人間のバラード」はアンジー時代と合わせても上位に推したい素敵な曲だと思っています。「クレヨンロケット」の詩もかつての「君が忘れた大きなもの」「太陽ヒソカ」に通じる良い詩です。
3-10 chainを敬遠してきた方にも、このアルバムだけはお勧めします。