GANTZ/MINUS (JUMP j BOOKS)
GANTZが好きならば迷わず買うべきでしょう! 西くんや和泉の過去も明かされます。オリジナルキャラも個性があっていいですよ。読みやすいので漫画しか読まない人でも気にならないはずです。
ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル(限定コレクターズBOX「HOPPER'S Edition」)
前作のような衝撃は無いものの、次の対戦相手はどんな奴なのか?と
次へ次へと進めてしまう楽しみがある。しかし、ある意味、ドラクエ
でいうレベル上げ作業、新しい町での装備を整える為の金稼ぎの戦闘
を削ったおかげで、ただ戦うだけのゲームに成り果ててしまった感が
強い。
バイトやトレーニングのミニゲームは難易度が若干高く、あまり
遊ぶ気にもなれず。
ランカーにしても前作のような名前の読み上げがなく、個々のドラマ
も前作以上に薄い為、7時間弱でクリアした後の感想を一言で表すなら
「たったこれだけ?」といった感じ。
コレクションというやりこみ要素はあるが、そういった事には興味が
無い人は、新品で買う程の内容ではないと思う。
ノリと音楽のよさで☆3つというところ。ノーモアじゃなければ、
☆2かな。
EMOTION the Best 幕末機関説 いろはにほへと DVD-BOX
まずこの作品は幕末を舞台にした本格アクション時代劇です。基本的には史実どうりにストーリーが進んでいきますが、要所要所にオリジナルの
設定や派手な演出を加えており和風ファンタジックな作風に仕上がっています。
なんと言ってもこの作品の魅力はその世界観と幕末という時代に生きる人々の描写にあるかと思います。和と洋が入れ混じった街並みや情景は浪漫が
あふれます。維新志士に新撰組、そして諸外国の脅威とまさに日本が激動としたこの時代は胸が熱くなります。
そしてこの作品は、「芝居」という要素をコンセプトの一つとして取り込んでいます。こういった要素を取り入れている幕末ものの時代劇は他にはない
ので、とても斬新ですね。それと物語の山場に「芝居」を利用した面白い仕掛けもあるので是非見てもらいたいです。
そしてキャラについてですが、主要キャラのビジュアルはかなり格好良くデザインされているのでみんな画になります。内面的な部分も主人公は宿命を
背負い、その他のキャラもそれぞれに尽くすべき忠義と信念がありとても魅力的です。
ストーリーについては前述した通り史実をベースにつくってあるので、歴史や幕末ものの時代劇が好きな人ならさらに楽しめると思います。その他には
主人公とヒロインの女の子との関係も微笑ましいです。特にヒロインが主人公を一途に想う姿は可愛かったです。
最後になりますが、音楽、ストーリー、キャラ、映像と総合的にレベルの高い作品だと思います。その中でもOPアニメーションの流れるような作画と演出
は一見の価値有りです。
Quarterly pixiv vol.1(エンターブレインムック)
pixiv関連の書籍といえば、どちらかというと画集成分が高めのものが多いですが、個人的には待っていた「読める」pixiv。
「B★RS」特集ではhuke氏の絵以外にもフィギュア関係なども取り上げており、非常に力がはいっています。コザキユースケ氏や前嶋重機氏等のメイキング&インタビュー記事など、カラー記事が非常に多いので、技法書としても役に立ちそうな内容です。他に、募集のあったサマーウォーズや第1回イラストコンテストでの結果発表など、見ても楽しめる、読んでも楽しめるものになっていると思います。
ただ、pixivの冠を外せば只のイラスト技法ムック本でしかなく、どこまで「pixiv」らしさを出していけるか、2号共々これからに期待したいと思います。
KYMG―コザキユースケ画集
1月24日 今のところないみたいです。以前本屋で読んだことがあるのですがとても充実した内容になっていたのを覚えています。コザキユースケさんのデザインはどれもクールです。・・・すでにプレミア化しているのが残念です。
というはずだったんですが月に2〜3回の割合で出版社である幻冬舎さんに再販を頼むメールを送っていたのですが2010年1月29日に返信があり1月28日より再販してくれるとの事です。ありがとう幻冬舎さん!
追記、入ったと同時に品切れになってしまうみたいなので購入はお早めに、コザキユースケさんのHPではおそらくこれで再販はもうないだろうとのことなので