歩くことが楽しくなる飛石・敷石作法 (ガーデン・テクニカル・シリーズ)
19×13の小さな本ながら、とても美しい本だと思います。洋風レンガワーク、タイルワークの庭を否定する気はまるでありませんが、和風の飛石、敷石の美しさももっと見直されていい。石の持つひんやりとした温度感、柔らかで凛とした緊張感、意外な程のそのモダニズム・・・ 眺めているだけで全く見飽きません。よくある和風作庭の実用書みたいな装丁ですが、なかなかどうしてこの本は侮れません。写真も、その心意気も実に美しい本だと思います。洋風、和風という枠を超えて、お薦めのガーデニング・ブックの一冊です。