カウントダウンヴァンパイヤーズ
基本的な概要としてはほぼバイオです。バイオハザードを既知の方なら説明要らずですね。
なのでゲームとしてはバイオ好きならおそらく楽しめるでしょう。
ストーリー部分ですが、
刑事であるキースがデザートムーンというホテルのこけら落としのパーティに招かれたVIPを警護するために赴任し、そこでバイオよろしく惨劇が起こります。
この場合はゾンビではなく敵はヴァンパイヤなのですが、
ストーリーはそのヴァンパイヤの真相を突き止めていくということになります。
ヒロインのミサトは月を見ると発作が起こったりするLPSという奇病の持ち主で、どうやらヴァンパイヤの親玉と関係があるらしいのですが、1週目では真相が全て明らかになりません。
1週目『ミサト編』をノーマルモードでSランククリアすることによって2周目に新たなムービーや人物が登場し、そこで真相が明かされていくようです。
マルチエンディングであり、真エンドを見るためには上述の通り2周目『ミラ・ジェシック編』が本番ということになります。
最低2週はしないと全容が明らかにならないこと、
それに加え2周目をSランククリアすることでミニゲームであるヴァンパイヤモード(ヴァンパイヤになって人を襲う)が遊べたりと、それなりに長く遊べる仕様になっているといえるでしょう。
個人的な感想ですが、ヒロインのミサトが好みで可愛いです。(OPとEDのムービーくらいでしか顔は拝めませんが)
さらなる詳細を知りたい人はニコニコにプレイ動画が多数上がっているのでそれを参照するといいのではないでしょうか。
しかし2周目のプレイ動画はなく、自分も2周目は未見なのでこのレビューを見て上げてくださる方に期待したいです。
(これを書いている今現在、自分はまだSランククリアしてません。即ち2周目のプレイ、及び真エンドを見るに至っていません。)
悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印 公式ガイド コンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
本作は、ニンテンドーDS『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』の公式攻略本です。
タイトル名通りに、完璧な攻略を目指すのならば、購入されておいて損のない一品ですね。
このゲームも探索型。シリーズ恒例のことなのですが、マップ率100%を目指して
いきます(ほとんどのプレイヤー諸氏は)。
ゲーム中のマップは当然しっかり載っており(お約束の壊せる壁)、奪われた刻印の最大の売り
でもある、グリフシステムにおいてもしっかりと解説されています。
今回、プレイヤーを何度も苦しめてくるボスキャラクターの攻略も掲載されています。
値段は攻略本としてはまずまずといったところかと。
そのぶんの情報はちゃんと書かれていると思われます。
妖怪ソングセレクション お化けは死なない
タイトル通り、妖怪、悪魔などのアニメ、実写のテーマ曲によるコンピレーションアルバム。
悪魔くん(アニメ版)のオープニング曲を聞きたくて探していたところ、発見。一つ一つの曲については、他のコンピレーションアルバムでも聞けるだろうが、妖怪、悪魔をテーマにして、1枚のアルバムを作った、という点は面白いアイディアだったかも。勿論、この中に入っていてしかるべき曲もまだまだあると思うが、とりあえずの出来としてはまずまず、悪くないと思う。さらに、よくある決定盤とかの企画ものと違って、曲の情報が作詞者、作曲者だけではなく、放映当時の情報であったり、歌い手の情報であったり、より細かな情報についても書かれている点も好印象だと思う。
その他、印象深かったこととしては、「カランコロンの歌」(ゲゲゲの鬼太郎)を歌っているのが、サザエさんのフグ田サザエ役の加藤みどりだったこと、「妖怪人間ベム」の歌の完成度、というか出来が非常に高かったこと、悪魔くん(実写版)の主題歌の面白さなど、いろいろ興味深いこともあった。
吸血鬼ドラキュラ (創元推理文庫)
みんなが知っているようでその実、詳しいことを知らない吸血鬼ドラキュラ。映画で描かれたものが本当だと思っていると、ちょっとちがう。
ワラキア王としてトルコと戦い続け、敵兵を串刺し処刑にしたことから、「ヴラド・ツェペシ(串刺し王ヴラド)」とも呼ばれた「ヴラド・ドラキュラ」がブラム・ストーカーによりその経歴のまま吸血鬼となってよみがえっている。
ただ、この翻訳者がかなりの高齢であったため、訳文にはちょっと今の感覚では着いて行けません。