ツアー・オブ・ザ・ユニバース-ライヴ・イン・バルセロナ- [DVD]
これはほかのDMライブにも言えることだが、ガーンはデイヴィッド・ボウイから強烈なまでに影響されているのがみてとれる、ということ。ガーンは元不良で、クラッシュにもかぶれていた。まあ多感なお兄さんだったんですね。
あなたはニルヴァーナが『世界を売った男』をカバーしていたことを知っているか。ボウイの呪縛の強さはあなどりがたいものがある。ガーンも例外ではなかったのだ。
そういったことを念頭にデペッシュのライヴを見るとすこし見方が変わるでしょう。グラムロックはあなどりがたいものです。
ツアーリング・ジ・エンジェル-ライヴ・イン・ミラノ- [DVD]
曲良し、パフォーマンス良し、照明もセットも編集も全て良し、ついでに会場メチャデカイ。これで見応えがない訳がないのだが、特筆すべきは、ドラムとシンセにテクニックのあるサポート・メンバーを入れて、初期の作品も含めて全曲完全にバンド生演奏用にアレンジし直していることである。
こういったアプローチでよくある一番安直なオチはアンプラグドなのだが、今回、彼らはそういうeasyな方法は取らずに、敢えてシンセと打ち込みで作られた原曲になるべく忠実に、往年の名曲を肉体化してみせた。特に単調な四つ打ちの曲にも魂を吹き込んでみせたドラマーのテクニックは、素晴らしい。
今のところ最新のスタジオ作「Playing the Angel」でアップテンポのノリを取り戻しつつあった彼らだが、ここに来て完全にライブでは一皮向けた姿を僕らに見せてくれたと言えよう。この収穫を踏まえた次のスタジオ作が待たれる。
ライヴ・イン・パリ 2001 [DVD]
2001年の夏休みにロサンゼルスとサンディエゴのライブを
見てきました。そのときの感動が蘇ります。
日本のツアーは89年か90年を最後になくなりました。
また、ボーカルのデーヴ・ガーンがヘロインの過剰摂取で
命を落としかけ、メンバーのアラン・ワイルダーの脱退を
乗り越え復活してきました。
マーティン・ゴアも歌うのが楽しくて仕方がないという感じが
にじみ出ています。今までのライブビデオではクールな表情だったのが
このように変わったのも年輪を感じさせます。
ウェイティング・フォー・ザ・ナイトなんてしびれますね。
10年以上も前のスローな曲なのに、未だに曲としての力を
失っていません。これぞ音楽ですよ。
Remixes 2: 81-11 (3 Disc Edition)
なかなか昔の楽曲をニューバージョン化させてくれませんね。 今回まあまあかなと思ったのはトラ トラ トラがあったことですかね。 ほんとはイッツゴナハーダーとかノーディスコとかボーイズセイゴーとかアンドゼンそして前から一番気になって不思議な魅力に取り付かれてるランドスケープイズチェンジイングなどなどをもっと取り上げてリメイクしてほしいです。 タイトル間違ってたらごめんなさい。 でも懐かし物を新しい形で聞くのはとてもわくわくしますから。 これからもdmを追っかけます。