Fact
このバンドを知ったのはBoom Boom SatellitesとのRimixのA fact of may lifeを聴いたのがきっかけです。
突き抜ける甲高いVo。
能面ってなんやてー。
興味をそがれるCDジャケット。
ブンブンがRimixでもしてなければ興味すら持たないハズのバンドだったが今では病みつきになるほど聴いている。
毎朝、通学途中に元気をもらっています。
1月前に購入したばかりですが、もっと早く聴いていればよかった。
新しいアルバムも出た事だしそっちも早く聴きたい
factのfactによるfactのための海外メジャーデビューアルバム
ukで絶賛されたらしいです。
すごいですよね
面打 men-uchi [DVD]
能面造りの工程から、完成した能面を使用して能を舞う場面までを追ったドキュメンタリー映画で、淡々と能面を造る工程が写し出され、見ていて非常に癒されるのだが、普通の住宅街にある作業場(民家?)での作業のため、学校のチャイムの音や犬の鳴き声まで収録されており、時々不快な気分になる。この作品は癒しの効果を得たいという意図で見る人が多いと思われるため、多少の演出(仙人が暮らすような山奥で、作業の音や鳥の鳴き声以外は介入しないような環境での撮影など)は加えられてもいいと思います。その点が非常に惜しかったので、マイナス☆一つとしました。
FACT
結構評判のいいFACT。でも期待しすぎは禁物。
期待を持って最初に聴いた時は『アレ、こんなもんか?』って感じです。
メロコアにしろ、もっとカッコイいバンドはいくらでもいるし…曲の展開が独特。色々詰め込みすぎだと思いました。
でも、中毒性は高いと思います。vocalの声はいいし、この独特の曲進行がFACTなんだと理解すれば、基本的に捨て曲は無し。
一枚、すんなり聴けます。
観世流能 鉄輪(かなわ) [DVD]
谷崎潤一郎が著書「陰影礼賛」の中で語っている闇の美しさがここにある。明治・文明開化前の日本では闇夜を照らすのは月の光であったり、蝋燭やかがり火など、現代の照明器具に比べれば照度も弱く、その範囲も狭いのだが、日本の芸術文化はそのような陰影の中でこそ最も美しく映えるように作られている。それを注視せずに、歌舞伎や能などの舞台を西洋文明の照明を用いて広範囲を鮮明に見せてしまうのはそれらの美を半減してしまうと谷崎は嘆く。この鉄輪では、谷崎の助言に耳を傾けたかのように舞台照明に蝋燭を用いて見事に幽玄の世界を作り出している。その幽玄の世界で演じられる劇や囃子は真に素晴らしく、近年、歌舞伎や狂言のDVDは巷に出回っていたのだが、能のDVDがなかったので、能のファンにはたまらない一品だと思う。
開演前には、シテ役・観世善正とアイ役・野村萬斎による舞台挨拶、閉演後には観世善正の鉄輪に用いる能面の解説と「能と灯り」、亀井広忠のインタビューなどが含まれている。舞台挨拶で能はどのようなものなのかというのを簡単に説明し、公演中の謡も字幕表示が可能なので初心者にも楽しめる最高のDVDに仕上がっている。
読顔力 コミュニケーション・プロファイルの作り方 (小学館101新書)
読顔力という言葉は文字通りの意味以上に多義的なものである。相手の表情から感情を読み取ることの他に自分がどうしてそう感じるのか、と言う「鏡」になりうる力である。その時になぜ相手が不快そう、愉快そうに見えるのか。それは自分がその表情に関心、またはシンパシーを持っているからである。つまり自分というものを他者に置き換え、客観的に自己を観察する力にもなる。不確定性原理においての絶対的観察者が存在しないように、自分という者を客観的に観察できる人間はいない。しかし、少しでも近づこうとする技術がこの「読顔力」という力かもしれないと思ってしまった。著者は相手の表情から違和感、自然さを感じ取り、そこから感情、立場、状況を読む、としているが、私には、前述のような汎用的な技術になりうる力であるのではないかと感じられた。
また、著者は幼少期の心的外傷が表情を読み取る幅を狭めている、または特定の表情しか読めない遠因なのではないか、と述べている。これがそれが離婚を続けるなどのいわゆる「不幸続き」な人の原因ではないかと述べているのは納得させられた。(書面ではこのような差別的な決めつけはもちろんしておらず、丁寧に解説してある)
しかしそれがあるからといって、自分は劣っているのだ、などと悲観せず、どうすればいいのか、どうすればもっと人を理解できるようになるのか、また自分と向き合うのかと、前向きに考えさせられる内容になっている。仕事、プライベートを問わず、これからの私の人生に役立つであろう、と思う。
長々と駄文を書いてしまいましたが、あくまで私個人の感想なので、余計な先入観を持たずにこの本をよんで頂きたいと思います。個人の勝手な解釈であり、著者を含め関係各位に深くお詫び申し上げます。