マトリックス 特別版 [DVD]
3部作中、やはりこの一作目が最高傑作である。
まず、CGとか特殊効果の使い方が絶妙で、そこにカンフーアクションや銃撃戦をうまくミックスさせ、リアルさと非現実さの融合がすごく心地よい。
ストーリーも程よく難解で奥深く、しっかり観客の事を考えた作りだと思う。
仮想現実、誰もが一度は考える「今の現実は、実は夢なんじゃないか?」という題材を説得力ある展開で見せ、なおかつ新しい事に挑戦しまくっているこの映画はまさに唯一無二の存在感ある映画に仕上がってます。
俺はマトリックスは難しい事を考えて見るより、断然、頭を空っぽにしてひたすら楽しみたいのである。
マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉 [DVD]
あの日本製近未来電脳アクションアニメに影響された監督さんの作品三部作の完結編。一作目はわかりやすさとサイバーなかっこよさ、深い世界観など楽しめ、2作めはストーリーが理屈っぽくなりつつもアクションはしっかり。しかし3作目はネタがなかったか?現実世界での機械対人間の戦闘シーンはよかったが、スミスとのバトルはあまりにいまいちな感じ。結末も分かりにくい。この人達ならもっと派手に出来るはずだけど。ジャパニメーションをハリウッドで割った飲み物としては味がばらけてしまってる気が。独特の世界観が出てる部分とそうでない部分の格差が大きいというか…。難しくも面白い理屈をミステリアスに流すジャパニメーションの妙味を雑な設定がダメにしてる気がしてならない。機械たちの意思は?救世主の能力は何が出来て何が出来ないのか?はっきりしない。これから機械と人間はどんな関係を築いて行くのか?終わり方に未来を感じない。難しい会話を延々するシーンは攻殻機動隊などの影響だとしてもその内容には本家と違い人間味がなく、薄い内容を小難しく言ってるだけに感じる。単純に戦いを描いた1が一番面白かった。
WRC FIA World Rally Championship
オープニングテーマ曲にオーストラリアのアーティスト、ペンデュラムを
起用してるのには驚きました。まさかこのWRCでペンデュラムのサウンドを
聴けるなんてこれだけで感動しました。ゲーム内容も個人的には可もなく
不可もなく各国の特色のある風景も美しく描かれておりまずまずの完成度
といった感じではないでしょうか?たださすがにラリーカー独特の挙動を
再現してるだけあり操作に慣れが必要ですね、
刑事ナッシュ・ブリッジス シーズン1 [DVD]
「マイアミ・バイス」は最初に観たのが英語だったせいか日本語字幕で観ます。でも、この作品は、声優みなさんのかけあいの妙がとても楽しくて絶対吹き替え(・・“刷り込み”ですかね・・)。そして、ここにレビュー書いている方みんなそうでしょうけれど、やっぱし野沢那智氏、青野武氏でなきゃぁ、始まらん。まとまったら買うとか、そんな冷静に待ってなどいられません。最初の頃は観ていなかったし。余談ですが、主役二人とも音楽面でも活躍。ドンは1986年のデビュー曲「Heartbeat」で普段のしゃがれた声色から想像できぬ超ハイトーンボイスで熱唱、全米5位を獲得しました(シングル、大事に持っています)。ジョー役のチーチ・マリンは、dope comedyの「Cheech & Chong」のコンビで歌や映画で特に60〜70年代に活躍(現在再結成)、最近では「Lost」でハーリーの父親役で出演していますね。
黄色い手袋X~幻の漫画ソノシート主題歌コレクション
なつまん音源コレクターにとって鬼門なのがフォノシートで発売されたもの。
経年劣化もあるのでノイズ無く聴けるものを発掘するのはかなり難しい。
そんなフォノシートの貴重音源てんこもりなのがこのCD。
ほとんどがはじめて聴くキャラソンという人も多いだろう。
収録のサイボーグ009のオリジナル主題歌は、40周年記念のベストにも収録されていない。
個人的にはパトロールVが名曲でお薦め。黄色い手袋Xも後のコンドールマンなどの
プロトタイプとして聴くこともできるだろう
マイナーな音源は突発的にアルバム化されて、すぐに貴重になるケースが
ほとんどなのでなつまんマニアの素質があるならすぐに確保しておくことをお薦めします。