リトル・ダンサー BILLY ELLIOT [DVD]
星5個じゃあ足りないほどの歴史的名映画です。とにかくすべてが良い。ケチのつけどころが全くない。映画史に残るであろう完全無比の本映画を、一度でもよいから観てください。絶対損はしません。
LIVE IN LIVING ’10
LIVE IN LIVING'07を初めて聴いて以来、「羊毛とおはな」の唯一無二の空気間にすっかり虜になりました。
このシリーズを聴くときは例年ボジョーレヌーヴォーを味わうかのような気持ちになります。
さて4年目となる今年のアルバム…。いつもどおりオリジナル+カヴァー数曲という構成はもはや定番。
羊毛さんの牧歌的なギターの調べとはなの透明感のある独特な歌声もすっかり安定感を増した感があります。
ただ全体に落ち着いて洗練された分、全編を通して聞き流してしまえるのも事実。強く印象に残る曲は逆に少なくなったかな?
もっとアルバム全体のメリハリというか、そろそろ「えーっ!?」という、いい意味での「裏切り」が欲しい。
敢えて誰もが知っているようなポピュラーな洋楽カヴァーを入れない方が、彼らの持ち味がクローズアップされるのではないかと思います。
どうせカヴァーするなら「LIVE AT VILLAGE / VANGUARD」に収録された「プカプカ」みたいな曲の方がいい。
次作では敢えてこれまでの殻を破って、新境地を切り拓いて欲しいと切望します。
日本男児
いま飛ぶ鳥を落とす勢いのサッカー長友選手の自著伝です。
この本を読むと、決して順風な道を歩んできたわけでなく
非常に苦労人ということがわかります。
今の世の中には無常感が漂ってますが、
やれば出来る、ということをこの本は訴えかけてきます。
未来ある若い人に読んで欲しいと思いました。
失われた愛を求めて―吉井和哉自伝
イエモンの曲は初めて聴くのにどこか懐かしいような感じがして大好きですが、その原点がムード歌謡だったとは。納得です。あと、SO YOUNGを初めて聴いた時にとても不穏な印象をうけました。吉井さんの声なのに本人の魂がないというか、まるで抜け殻が記憶だけで歌っているような感じ。彼の遺言のように聞こえて一回聴いただけで僕は封印してしまいました。その謎が読めばわかります。SO YOUNGには吉井さんの本気の声が詰まっています。メジャーデビューのあの日…もしも夢か家庭、どちらか一つだけを選んでくれていたら…彼はこんなに苦しまなかったろうに。吉井和哉という理想像を作り上げてしまった僕たちファンにも考えさせられる本。ぜひ読んで欲しいです。
GOLDEN BEST
絶対お勧め!陽水の全時代を通じた貴重な曲が全て収められている。
こうやって一つの作品に収められた初期からの曲を聴き返してみると改めて陽水の天才性が再認識できる。
どちらかというと初期の「夢の中へ」「氷の世界」「人生が二度あれば」「傘がない」といった曲にシンパシーを感じるほうだが、いやいや、それだけじゃないですね、陽水は!
「アジアの純情」「飾りじゃないのよ涙は」なんか、陽水の歌声に変わると、やっぱり”陽水”なんですよね。
これだけ長い期間にわたって名曲を出しつづける才能の泉に驚嘆する。
どうみてもお買い得ですね!