アバター [初回生産限定] [DVD]
舞台は22世紀。人類は地球から遠く離れた自然豊かな星パンドラで
希少鉱石を採掘するため、科学の粋を尽くして「アバター」計画を実行していました。
その計画は、先住民のなりをした人類をパンドラ内部に潜入させ
先住民を採掘場所から立ち退かせることが前提でした。
この映画は、この計画に参加する人類である、傷痍軍人ジェイク、
科学者グレース、大佐クオリッチや、計画に対立する先住民ネイティリなどの壮大な物語です。
ジェイクは、はじめ人類のスパイとして先住民に潜入しますが
先住民族族長の娘ネイティリと知り合い、星の自然や動物と触れ合っていくうちに
先住民や動物、自然に対する愛情を深めていきます。しかし最終的に
「クオリッチ率いる人類」対「ジェイク率いる先住民」の戦争となってしまいます。
ただ、スタッフは愛情ドラマや戦争映画を作りたかったのではないと思います。
全編を通じてパンドラの豊かな自然が、大地から、そして空から
映像技術の粋を尽くして表現されており、これらや先住民の感情を通じて
自然に対する深い畏敬の念が伝わってきます。
環境問題が世界的に叫ばれる中、技術の行き着く先は何か、
地球人はどこに向かっているのか、スタッフロールを見ながら考えさせられました。
このストーリー現実的かどうかは別にして、美しい映像は一見の価値があると思います。
耳をすませば [DVD]
ちょうど中学3年の秋に学校で映画上映会があり、そのときに見たのが「耳をすませば」でした。主人公の雫と同じように進路に悩んでいた私は、自然と雫に感情移入していました。焦りや葛藤が交錯し、好きな人のことで胸を締め付けられた「あのころ」を、今見ても思い出させてくれる作品です。この作品を見た人誰もがそれぞれの懐かしい「あのころ」に思いを馳せるでしょう。
天空の城ラピュタ [Blu-ray]
ジブリのブルーレイディスク参入から3年半、犯罪的なほど待ちに待たされたラピュタのブルーレイ化。
ロングの人物の表情や遠景に居るの米粒のような人間の描き分けなど宮崎監督はじめスタッフが細密に描きこんでいた仕事がブルーレイの高解像度化によって浮き出てきた。
シータの飛行石にゆらめく光の文様、洞窟の飛行石の銀河に瞬く光、ロボットのランプが光る時の細かい光輝の筋などの光に関する細かいニュアンスもよく見える。
背景を主とした引きの場面でもキャラクタ達の表情が描きこまれていることで小さな人物を主に見ても鑑賞に耐え、大画面で見るとパノラマのように背景がより広く感じる。序盤のパズーがラッパを吹く前に舌なめずりをしてたり、 1986年の劇場公開時に見逃してしまった人にとって見たことの無い物がたくさん見えるはず。
グレインノイズをもっと消してクリアな画質にしても良いと思ったが、現状ではベストの版であることは変わりない。
何回も繰り返し見る映画なのでもっと早い時期に出してほしかった。
ナイトウィザード The 2nd Edition ファンブック フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
本書はナイトウィザード通算3冊目、2ndでは初となるファンブックです。
前2冊同様本+CDという構成になっており、CDはパソコンじゃなくても大丈夫です。
本にはリプレイとシナリオ2本が掲載。
リプレイのGM/執筆は伊藤和幸。
PLはアニメでエリスを演じた宮崎羽衣、前回に引き続き登場(&アニメにも少し出演した)植田佳奈、
及び、菊池たけし、遠藤卓司。
(PCはそれぞれ新キャラ)
月の封印を守る守護者を探したりします。
TRPG本職のきくたけや遠藤、ゲームならお任せ(イメージ)の植田に囲まれた宮崎の運命やいかに・・・、
とおもいきや、宇宙的スケールを感じさせる素質で案外どうにかなってたりも?
CD収録のボイスドラマは別視点からリプレイの話を扱っています。
出演者は宮崎、植田がPC役を務めているほか、古谷徹、清水香里、明坂聡美、影平隆一、村上歌菜に加え、おなじみリオン役の柚木涼香、アンゼ役の小暮英魔様、柊じゃないけど矢薙直樹といった面々となっております。
シナリオのうち1本はリプレイ&ドラマのその後の話、ということになっています。
やはりゲーム的部分は薄めですが、例によって例によってサプリメントではなくファンブックだから、と言うことであらかじめご了承ください。
(文中敬称略)
MTV UNPLUGGED LIVE [DVD]
知らない人が多すぎる チャゲアスがMTVに、しかも本場の会場で主演したことを
日本からMTVに主演したアーティストはチャゲアス含め4人(宇多田、平井賢、ヤイコ)
しかし、いずれも中継での主演です。 そう考えるとチャゲアスは唯一MTVの会場で演奏した日本アーティストということになりますね
(ASKAは当時から、「海外で活躍することがカッコイイことだなんて全然思っていない。」といっていましたが、それでもすごいことです)
ウワサによると、MTV関連の作品は、主催者がその公演が気に入らなかったら、映像化されることも音源化されることもなく、お蔵入りになってしまうそうです
ってことはチャゲアスは海外でも認められたことになります(これは後の海外アーティストによるチャゲアスカバーアルバムで判明しましたがね)
90年代のアーティストというレッテルを貼られ、どうしても過小評価されているチャゲアス
ここらで彼らの偉大な業績を見直して欲しいものです
そして同時に、現在も活躍してるってことを(最新シングルは、テレビ主演、タイアップが殆どないにもかかわらず、1,2位を独占した)