小説 遙かなる時空の中で 花がたみ
100%満足出来ない。この手の小説は、そう言うものですが…
原作を知ってる人にとってはとても楽しめる内容。
普段、一緒に行動する事のなさそうなペアで敢えて書いていると言うのが良い。
1話目が詩紋&永泉、2話目が泰明&天真、3話目がイノリ&友雅、4話目が頼久&鷹通。
この珍しいペアだからこそ見えた、その人の普段とは違う一面…それが読めるだけでもファンにはたまらない。
原作を知ってる人にとってはとても楽しめる内容。
普段、一緒に行動する事のなさそうなペアで敢えて書いていると言うのが良い。
1話目が詩紋&永泉、2話目が泰明&天真、3話目がイノリ&友雅、4話目が頼久&鷹通。
この珍しいペアだからこそ見えた、その人の普段とは違う一面…それが読めるだけでもファンにはたまらない。
エデン (新潮文庫)
ロードバイクに乗り始めて2年。初めてロードレースの小説「サクリファイス」を読みました。電子書籍になっていたので、移動時の暇つぶしのつもりで購入しましたが、すっかりはまり、立て続けにこの「エデン」とサヴァイブと合わせて3冊読破しました。活字であるにも関わらず、そのシーンが頭の中に浮かんできます。ロードバイクのレースに興味を持ち始めた方にオススメです。
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
近藤史恵といえば、昨年「サクリファイス」で本屋大賞の第二位を受賞したミステリ作家(ちなみに第一位は伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」でした)。
この「ヴァン・ショーをあなたに」、ミステリで有名な東京創元社(弊社徒歩2分)の、「クライム・クラブ」というシリーズなので、もちろんミステリなのですが、、、、、、
いわゆる日常系の謎というのでしょうか、パ・マルというビストロを巡って起きるさまざまな出来事をシェフが解決する、という仕立ての短編集です。
ちなみに、表題作のヴァン・ショーとはフランス語のVin Chaud(温かいワイン)のことで、赤ワインにオレンジやシナモン、クローブなどのスパイスを入れ、温めたもので、いわばワイン版玉子酒、のようなものでしょうか。
料理(や酒)がらみのお話というと、どうしても料理のウンチクばかりが前面に出てしまうものが少なくないのですが、この本はウンチクではなく、それぞれの(謎解きの)物語の中に料理がうまくハマっている、のが素敵なところ。
そして何よりも、ウンチクくさくならないのは、文章の上手さ、でしょう。
詳細は、やはり実際に読んでいただいて、ですが、本の中の、
「だって、白ワインじゃなかったもの。アルザスでは白ワインのヴァン・ショーもあるけど、やはり普通は赤ワインで作るのよ。夢みたいな香りがして・・・・・・・・心の底まで温まるほどおいしいヴァン・ショーだった」
です。もともとヴァン・ショーは赤ワインが当たり前のもので、数少ない例外のものがアルザスの白(ヴァン・ショー・ブラン)で、なぜそれがテーマになっていのるか、、、、
感じて下さい!!
この「ヴァン・ショーをあなたに」、ミステリで有名な東京創元社(弊社徒歩2分)の、「クライム・クラブ」というシリーズなので、もちろんミステリなのですが、、、、、、
いわゆる日常系の謎というのでしょうか、パ・マルというビストロを巡って起きるさまざまな出来事をシェフが解決する、という仕立ての短編集です。
ちなみに、表題作のヴァン・ショーとはフランス語のVin Chaud(温かいワイン)のことで、赤ワインにオレンジやシナモン、クローブなどのスパイスを入れ、温めたもので、いわばワイン版玉子酒、のようなものでしょうか。
料理(や酒)がらみのお話というと、どうしても料理のウンチクばかりが前面に出てしまうものが少なくないのですが、この本はウンチクではなく、それぞれの(謎解きの)物語の中に料理がうまくハマっている、のが素敵なところ。
そして何よりも、ウンチクくさくならないのは、文章の上手さ、でしょう。
詳細は、やはり実際に読んでいただいて、ですが、本の中の、
「だって、白ワインじゃなかったもの。アルザスでは白ワインのヴァン・ショーもあるけど、やはり普通は赤ワインで作るのよ。夢みたいな香りがして・・・・・・・・心の底まで温まるほどおいしいヴァン・ショーだった」
です。もともとヴァン・ショーは赤ワインが当たり前のもので、数少ない例外のものがアルザスの白(ヴァン・ショー・ブラン)で、なぜそれがテーマになっていのるか、、、、
感じて下さい!!
小説 遙かなる時空の中で2 八葉幻夢譚(はちようげんむたん)
遥か2の外伝で、同じ四神同士の2人が主役となる中編小説です。
内容は、玄武組「地獄絵」朱雀組「夢路にて」
白虎組「馬盗人」青龍組「妄執の檻」の4本。
内、前3本は「はるか通信」「ネオロマンス通信Cure!」に連載
していたものの収録ですが、青龍組の1本は書き下ろしだそうです。
1話は泰継さん、2話はイサト君、3話「馬盗人」は幸鷹さん、
4話では勝真さんの視点で話が進みます。
私的には、特にイサト君と勝真さんの心の葛藤みたいなものが
ちゃんと書かれているのがとってもお気に入りですね。
あと、意外?に相手のことをみている泰継さんもv
挿画もとても格好良くて、何よりお話の雰囲気にピッタリですし☆
ですが。
星4つなのは、外伝ということだからでしょうか、
紫苑君や、アクラム様やシリン、和仁様や時朝が登場しない事が・・泣
まぁそれはそれで良いとも思うんですが、
個人的にアクラム様や宮様が好きな私にとっては残念だったので。(笑)
何はともあれ、買って損はないです!
内容は、玄武組「地獄絵」朱雀組「夢路にて」
白虎組「馬盗人」青龍組「妄執の檻」の4本。
内、前3本は「はるか通信」「ネオロマンス通信Cure!」に連載
していたものの収録ですが、青龍組の1本は書き下ろしだそうです。
1話は泰継さん、2話はイサト君、3話「馬盗人」は幸鷹さん、
4話では勝真さんの視点で話が進みます。
私的には、特にイサト君と勝真さんの心の葛藤みたいなものが
ちゃんと書かれているのがとってもお気に入りですね。
あと、意外?に相手のことをみている泰継さんもv
挿画もとても格好良くて、何よりお話の雰囲気にピッタリですし☆
ですが。
星4つなのは、外伝ということだからでしょうか、
紫苑君や、アクラム様やシリン、和仁様や時朝が登場しない事が・・泣
まぁそれはそれで良いとも思うんですが、
個人的にアクラム様や宮様が好きな私にとっては残念だったので。(笑)
何はともあれ、買って損はないです!