月虹―セレス還元 (ハヤカワ文庫 JA (661))
注文してからすぐに届いて満足しています。
商品もキズや痛みも無く綺麗なものでした。
内容については以前に読んだもので、懐かしく読ませていただきました。
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内容については以前に読んだもので、懐かしく読ませていただきました。
樹魔・伝説 (ハヤカワ文庫 JA (656))
「樹魔」と「伝説」は、他の方々のレビューに詳しく書かれているので、私は「ケシの咲く惑星」「月子の不思議」「墓碑名2007」について。
「ケシの咲く惑星」は、地球と金星で起きた、家族の悲しい物語。舞台は未来。2100年の地球から始まる。夫婦と息子1人の幸せな家庭。しかし、医師だった夫の勤務先が火事になり、激しい火の中、屋上に取り残された夫が患者である子供を助けられなかったのをテレビで見た妻は、夫を認識できなくなる。家族3人は夫の研究のため金星に行き…。SFでありながら、同時に発展していく文明の中で、人がどんな風に精神的に脆くなっていくかを問う作品となっている。考えさせられることは多かった。
「月子の不思議」、不思議な力を持つ月子と出会う主人公たち。月子にはある秘密があって…。これもSFで、同時に生態系が破壊されつつある地球をどうしていくか、という問いが描かれている。
「墓碑名2007」。これはせつない。原作は光瀬龍さん。短編だが、その世界観が見事に表現されている。
「樹魔」と「伝説」、水樹さんだからこそ描ける作品だと思う。
「ケシの咲く惑星」は、地球と金星で起きた、家族の悲しい物語。舞台は未来。2100年の地球から始まる。夫婦と息子1人の幸せな家庭。しかし、医師だった夫の勤務先が火事になり、激しい火の中、屋上に取り残された夫が患者である子供を助けられなかったのをテレビで見た妻は、夫を認識できなくなる。家族3人は夫の研究のため金星に行き…。SFでありながら、同時に発展していく文明の中で、人がどんな風に精神的に脆くなっていくかを問う作品となっている。考えさせられることは多かった。
「月子の不思議」、不思議な力を持つ月子と出会う主人公たち。月子にはある秘密があって…。これもSFで、同時に生態系が破壊されつつある地球をどうしていくか、という問いが描かれている。
「墓碑名2007」。これはせつない。原作は光瀬龍さん。短編だが、その世界観が見事に表現されている。
「樹魔」と「伝説」、水樹さんだからこそ描ける作品だと思う。