The Calcutta Chromosome: A Novel of Fevers, Delirium & Discovery
1997年度のアーサー・C・クラーク賞を受賞した作品…と言うことで、SFの傑作だと思って読んでしまう人が多いかも知れませんが、この作品はSFではありません。確かに、科学史、医学、コンピュータなどが作品の重要なポイントになっていても、それはあくまでも道具立て。むしろハリー・クレッシングの「料理人」あたりが、この作品に近い作品と言えます(ゴシック・ホラーの系統ですね)。
作品としては、すごく面白い作品で、翻訳も丁寧です。マラリアの原因を巡る科学史上の調査を糸口に、思いがけない(強引な?)結末に到るまで、小説を読む面白さを堪能できます。ただSFだと思って読み始めた人にはつらいかも…。
作品としては、すごく面白い作品で、翻訳も丁寧です。マラリアの原因を巡る科学史上の調査を糸口に、思いがけない(強引な?)結末に到るまで、小説を読む面白さを堪能できます。ただSFだと思って読み始めた人にはつらいかも…。
カルカッタ日記―マザー・テレサに出会って
父親を亡くした大学生片柳青年は,
そのショックがきっかけで
上智大学の教官で神父さんの主催する聖書研究会に参加し,
やがて洗礼を受けた。
しかし洗礼を受けても空虚さが消えない。
片柳青年は自分の信仰には実践が足りないのではないかと考え,
カルカッタのマザーテレサに会い行こうと思いつく。
そして「死を待つ人の家」でボランティアをしていたある日,
マザーテレサから
「あなたは司祭にならなければなりません・・・聖なる者となりなさい」(106頁)
と思ってもみなかったことを告げられるのである。
本書は,
以上のような片柳青年が神父になったきっかけを日記で振り返り,
そして同時にマザーテレサの日々の活動と人柄について紹介するものともなっています。
筆者が撮影したマザーテレサの素晴らしい写真も何枚もおさめられています。
残念ながら白黒写真なのですが。
私は本書を読む前,
マザーテレサは意外に実務家肌で
ドシドシ仕事をこなしていく人なのではないかと想像してました。
するとやはり本書ではマザーテレサは
高齢でありながら世界中を飛び回る,
とてつもないハードワーカーであることが述べられています。
「スタスタ」と歩くという筆者の表現に,
マザーテレサの仕事っぷりが良く表れていると感じました
マザーテレサは,祈りの人であり,愛の人なのですが
(そしてそれは世間的なイメージそのものですが),
同時に何よりも行為の人であったことが良くわかりました。
しかしマザーテレサに急に「神父になりなさい」と言われたらびっくりしますよね。
お勧めです。
そのショックがきっかけで
上智大学の教官で神父さんの主催する聖書研究会に参加し,
やがて洗礼を受けた。
しかし洗礼を受けても空虚さが消えない。
片柳青年は自分の信仰には実践が足りないのではないかと考え,
カルカッタのマザーテレサに会い行こうと思いつく。
そして「死を待つ人の家」でボランティアをしていたある日,
マザーテレサから
「あなたは司祭にならなければなりません・・・聖なる者となりなさい」(106頁)
と思ってもみなかったことを告げられるのである。
本書は,
以上のような片柳青年が神父になったきっかけを日記で振り返り,
そして同時にマザーテレサの日々の活動と人柄について紹介するものともなっています。
筆者が撮影したマザーテレサの素晴らしい写真も何枚もおさめられています。
残念ながら白黒写真なのですが。
私は本書を読む前,
マザーテレサは意外に実務家肌で
ドシドシ仕事をこなしていく人なのではないかと想像してました。
するとやはり本書ではマザーテレサは
高齢でありながら世界中を飛び回る,
とてつもないハードワーカーであることが述べられています。
「スタスタ」と歩くという筆者の表現に,
マザーテレサの仕事っぷりが良く表れていると感じました
マザーテレサは,祈りの人であり,愛の人なのですが
(そしてそれは世間的なイメージそのものですが),
同時に何よりも行為の人であったことが良くわかりました。
しかしマザーテレサに急に「神父になりなさい」と言われたらびっくりしますよね。
お勧めです。
シマノ(SHIMANO) 13 オシア カルカッタ 300HG (右) 030580
久々のジギング用で購入です
使い勝手は良いです。
オシアジガーも同時に使用していますが
大物でない場合、まったく問題ないです
使い勝手は良いです。
オシアジガーも同時に使用していますが
大物でない場合、まったく問題ないです