ブロック・パーティー [DVD]
久しぶりに画面に釘付けになってしまった。
黒人文学を端的にあらわすHIP−HOP。
ついつい演者達のパフォーマンスに見惚れてしまう。
ブルックリンのどこかで行われたブロック・パーティーを追ったドキュメント。
この中には社会に対する憤りや不満なんかを吹き飛ばす力がある。
人生は金だけでいいのだろうか?
自由を手に入れるんだ。
Woman
ジェニファー・ロペスやデスティニーズチャイルド、ダイアナロスなど、何人か好きな歌手がいたので聞いてみたら、
曲名は知らなくても、どこかで聞いたことある曲がいっぱいでした。
Disc1のシャナイア・トゥエイン、ヴォンダ・シェパード、
Disc2のジェシカ・フォルカー、ヴァネッサ・ウィリアムズなんかは
名前は知っていたけど、このアルバムで初めて聞いてすごく気になりました。
初めて聞いた曲で、この人はこういうの歌ってるんだ、とか新たな発見がありましたから、
こういうのはこのCDに限らずともオムニバスのいい点ですよね。
個人の好みがあると思うのですが、聞いてハズレだったら嫌だなーという人でも、好きな曲見つかると思います
(心配だったらレンタルして聞いてみてもいいと思います)。
MTV アンプラグド [DVD]
このDVDで、ローリンは、かつての自分の虚栄を全面的に批判し、今は本当の自分にたどりついたし、常に変わりゆく自分を隠さないという趣旨のことを述べる。このDVDについてのライナー・ノートやレビューではなぜか無視されてしまったが、もしローリンのこの《転向》の要因を洋楽の一般的な問題として理解しようとするならば、おそらく重要なのは、彼女が、再三再四、神という言葉を口にしたことだけではなく、「オー、エルサレム」という歌まで歌ったことだ。
われわれ日本人は、洋楽において宗教が重要な位置を占めていることについては常に黙殺して洋楽を輸入しがちである。しかし、日本の「ゴスペラーズ」のアカペラとちがって、アメリカのもともとのゴスペルは、黒人牧師が教会で歌う福音・賛美歌だった。66年、ジョン・レノンは、インタビューで、ぼくらはいまやキリストより有名だ、と語ったがために、排斥運動・放送禁止処置の憂き目に遭い、ライヴの入りも悪くなった。このことが、ビートルズのライヴ活動停止の一因ともなった、と考えられている。ボブ・ディランは、突如79年から81年まで「キリスト教三部作」をリリースして世間をとまどわせた。U2は、『アイリッシュ・オクトーバー』の頃、アメリカでは、宗教色が強いと理解されたがゆえに、「堅苦しいやつら」と敬遠されがちだった。
今回このDVDを見て、日本人が無関心な宗教が、洋楽アーティストにとっては、まだまだ彼・彼女たちのキャリアを根本的に揺るがしかねない微妙な問題だということを思い知らされた。ローリンにおける神の行く末を静かに見守りたい。
Sister Act 2: Back In The Habit - Songs From The Motion Picture Soundtrack
…と思わず叫んでしまいたくなる映画『天使にラブソングを』の第2弾のサントラ集です。この映画にはブレイクする前のローリン・ヒルが出ている事でも話題になりましたが、その彼女がソロを務める「ジョイフル・ジョイフル」や「oh happy Days」等のゴスペル曲が実に清々しく胸に響きます。普段は絶対聞けないウーピー・ゴールドバーグのシャウトも絶品です。