きめる!センター国語 (現代文) センター試験V BOOKS (4) 新課程
僕は現役時代に過去問&担任に薦められたある有名講師のセンター対策本を演習しましたが、小説がフィーリング解法になってる、評論は設問の消去法に頼っているような状態になっているのを不安に感じながら本番にのぞんだら50点台というありさまでした。
去年の悔しさもあり、1浪した今年は慎重に問題集を自分で探し、この本にありつきました。
そしてこの本を4周し、演習編を2周したところ、メキメキ力が付くのを実感し、自信を持って今年のセンターに臨んだら評論50点小説45点でした。
この本は2次力にもなるので2次に現代文がある理系にもおススメです。2、3日ぐらいで軽く1周できる内容なので、本番までに数周やって解法手順暗記→演習編でアウトプットでセンター現代文対策は完了といってもいいぐらいだと思います。ただ、演習編では時間を計って行うといいと思います。
内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法
内藤さんは、以前同じ運用機関で同僚でした。なんと優秀な人が会社にいるのだろうと思っていたらネット証券に移られて、その後の大活躍はご存知の方が多いでしょう。友人などに資産運用、投資の本でお勧めはないか聞かれても、その手の本はたくさんありますが、人に進められるものはないなーと思っていました。内藤さんのこの本が出て事情は一変しました。株式投資、外国為替、投信、外債などなど個別の運用商品についての本や宣伝はありますが、個人の資産運用全体を、投資家の立場に立って、実際に自分でも経験のある人がわかりやすく説明しているという点では今のところ「唯一」でしょう。まずは内藤さんの本で勉強してから、その後興味があれば他の本なり、セミナーというのがものの順序です。
姫の戦国 (上) (文春文庫)
寿桂尼と聞けば義元の母であることは戦国時代小説ではお馴染みだが、主人公としての作品は殆ど存在しない。ある意味では貴重な作品だ。公家出身という一見暗いイメージが先行すると思いきや、なかなか闊達な女性に描かれている。3人の息子に死に直面するなど波乱かつ苦悩の人生後半だったと思われる。永井氏の作風が良く出ている。歴史小説167作品目の感想。2008/11/10