ガダラの豚 1 (集英社文庫)
中島らもがこんなに面白い本を書く人だと思いませんでした!
一巻は新興宗教とマジック、二巻はアフリカの呪術、三巻は大スペクタル?ミステリー?と大まかにテーマが分かれ、ティストも変えながら一気読みさせます。とにかく面白かった。エンターティメント十分ながら、その背景には膨大な下調べがあることを思わせます。
最後の終わり方は、ちょっと納得がいかなかったけれど、そこまで一気に読ませるパワーは大したもの。新興宗教とマジック、アフリカの呪術についての共通する種明かしと、アフリカにおける呪術については、人々の規律として存在していることについても理解が出来ました。
加藤鷹が教える30歳からの恋愛SEX術
自分勝手にならず、相手の気持ちを考える。
言わなくてもわかっているだろう、ではなく自分の気持ちや考えをキチンと言葉に出す。
ごく当たり前のことですが、普段から確実に実行できていたかといえば、疑問がある。
そんなことを再認識できた本でした。
小ざかしいテクニック本を読むより、ずっと勉強になりました。
大げさかもしれませんが、この本と出会えて幸せです。
さすが、鷹さん、やりますね!
ガタカ [Blu-ray]
パッケージは昔のものが好みでした。星と核をリンクさせたような感じのB級臭プンプンのパケ。元々SFが好きでB級ぽいものを好んで借りています。そういうつもりで前知識無くこの作品を借りて大当たり。すごく嬉しかったものです。
内容は文句無しで脚本重視の方ならお勧めの映画です。強引なプランがラストに向けて更に壊れてゆく過程は綱渡りのようにスリリングで素晴らしい。広がりまくったラスト、最後には静かに収束させてエンドロールへ。深い余韻を残す優しい映画と思います。
カッコいいジュードロウが好きな方もこのころがラストでしょうね(笑) まだ髪の毛あるし男前として映画に登場していますしね。。
ガタカ [DVD]
近未来の社会では人種ではなく遺伝子で差別される。普通に生まれた人間と選び抜かれた卵子を人工授精して生まれた人間とでは、全く違った扱いを受ける。この社会では近視すら差別の対象になる。そんな世界に生まれた主人公が差別を克服してゆく過程が興味深く繰り広げられる。また、エリートの苦悩もジュード ロウが好演している。これからの長い俳優としてのキャリアを予想させるような演技だ。最後の30分で、各キャラクターの運命が決まってゆく。すでに現実の問題として存在しているテーマなので、この映画のストーリー展開は実に興味深い。
ガタカ [DVD]
遺伝子操作によって、生まれる前からその人の能力や肉体的特徴が決められる。これはそう遠くない未来に起こりうることかもしれない。しかし、そんな世の中において本来私たち一人一人がもつ「人間の価値」に果たしてどのような意味があるのだろう。そんなことを考えさせられた。イーサン・ホーク演じるビンセントが逆境の中、ひたすら夢に向かって突き進む姿、そしてそんな彼に起こる奇跡に胸打たれるいい作品!!特に、イーサン・ホークがワイングラスをタバコでくもらすシーンが素敵☆