Billy Idol/Rebel Yell
当時目にした某書籍では、"パンクのファッションとイメージだけを借りてショウビズに迎合した云々"とあった事を覚えています。第三者的な目から見れば、B.アイドル(vo)の扱いは(現場のファンの視点は別として)、音楽評論家と名乗る方々からはあまり"良し"と見られていなかったのかもしれません。
その言葉を肯定するが否定するかはリスナーの自由ではありますが、個人的にはフィフティ・フィフティといった感じで、肯定も否定もできませんでした。
ただ、形骸的であれ何であれ、本作('83年作)に収められている楽曲からは[1]、[3]、[5]といったナンバーがポピュラリティを得た事からも判るように、至ってストレートに80sロックシーンに切り込んだ佳作と思っています。
出自であるジェネレーションXは確かにパンク。拳を振り上げ、イェー!と叫ぶだけのイメージが強いのかもしれませんが、仮に全く先入観を配して先の[3]などに対峙してみると、意外にも艶のあるヴォーカルに驚かされる事にもなります。
スティーブ・スティーブンス(g)を右腕に、K.フォーシー(プロデュース)を左腕に迎えた本作、やはり80sのチャートを振り返ると異常な人気を博した一作として押えるべき作品かと思います。
Rebel Yell (Exp)
当時目にした某書籍では、"パンクのファッションとイメージだけを借りてショウビズに迎合した云々"とあった事を覚えています。第三者的な目から見れば、B.アイドル(vo)の扱いは(現場のファンの視点は別として)、音楽評論家と名乗る方々からはあまり"良し"と見られていなかったのかもしれません。
その言葉を肯定するが否定するかはリスナーの自由ではありますが、個人的にはフィフティ・フィフティといった感じで、肯定も否定もできませんでした。
ただ、形骸的であれ何であれ、本作('83年作)に収められている楽曲からは[1]、[3]、[5]といったナンバーがポピュラリティを得た事からも判るように、至ってストレートに80sロックシーンに切り込んだ佳作と思っています。
出自であるジェネレーションXは確かにパンク。拳を振り上げ、イェー!と叫ぶだけのイメージが強いのかもしれませんが、仮に全く先入観を配して先の[3]などに対峙してみると、意外にも艶のあるヴォーカルに驚かされる事にもなります。
スティーブ・スティーブンス(g)を右腕に、K.フォーシー(プロデュース)を左腕に迎えた本作、やはり80sのチャートを振り返ると異常な人気を博した一作として押えるべき作品かと思います。