HOP STEP 稲葉JUMP!
日本ハムファイターズ 稲葉選手の生い立ちから今までのことが書かれている。と言ってしまえばそれまでですが、それぞれの時代に野球があり、その野球のおかげで人との出会いがあったこと。その時、出会った人達から得た様々なアドバイスをもとに、更にプレーヤーとして経験を積み重ねたことなどが、稲葉さんらしい、温かい真面目な言葉で表現されています。全体的に人柄の良さがよく出ていて、それは本の中に出てくる家族関係、特に親子のあり方が稲葉さんの生き方や考え方を作っているのだと思います。
辛かった小学生の時の「いじめ」の経験を、「僕はいじめを克服なんかしていない」と、カッコをつけず正直に書かれていて好感がもてます。むしろ、その時の「いじめ」を冷静に分析していて、とても説得力があります。
良いことばかりでなく、実現しなかったメジャー挑戦の話など、挫折や失敗も包み隠さず載っているので、ただの成功話でないのが逆に良いと思いました。
読み終わると何だか心がホカホカする、そんな本でした。
いつも心に太陽を
ラルフ・ネルソン監督の「野のユリ」で史上初めてアフリカ系アメリカ人でオスカーを受賞したシドニー・ポワティエ(姓はフランス系だがニューオーリンズ出身なのか?)が教師に扮した忘れられた佳作。舞台はロンドンだがシドニーはR・ブルックの「暴力教室」では逆に不良少年を演じた。今度は先生。だが暴力は振るわない。ロンドンの不良はアメリカのクソガキみたいな凶暴なタイプはいないがまあ悪いことは悪い。原題は「先生に愛をこめて」当時の(1966年)のアイドル「ルル」も出演。知らないのでどの娘かわからない。日本でもアメリカでも忘れられた佳作。教育に携わる人は見ておいたほうがよい。ポワティエ先生みたいになれるかは別として。日本だと「きんぱち先生」でその差が大きい。教育者の質。日本ではそうでもないがアメリカ、英国は公立学校の教師は安月給で生活が大変だとか。性豪=スティングは小学校の国語の教師。ブライアン・フェリーは高校の美術の教師。給料が安いので芸能界に。SM作家の団鬼六は神奈川県の女子高で英語を教えていた。真面目な先生だったらしいな。あんまり真面目だと反動でSMになるんだよ。不真面目でも困るが。小生、可愛い子ばかりのミッション系女子高で英語を教えるのが夢でした。嘘。
ALL THE SINGLES
私は本作の他にも「ヒデキ・ゴロー・ジュリー」のシングル盤BOXセットを所持するろくでなしです。黄金時代・70年代の歌謡曲好きとしてはそれら各々に愛着がある訳ですが、とりわけ本作はB面の楽曲まで年代順に網羅されていて圧巻!親会社の体力あればこその企画力に感謝ですね(そのB面は未だに宝の持ち腐れ。スミマセン)。
個人的な聴き所は、もうダントツにディスク1~4のA面曲群。先ず1~2の「純情美少年路線」に着目すると「男の子女の子」「よろしく哀愁」は言うに及ばず、1-3、1-9、1-15、1-23、2-1、2-11、2-17、2-19、2-22といった重要曲が目白押し!特に「裸のビーナス」「悲しきメモリー」「お化けのロック」の軽やかさが大好きです。
ディスク3~4の充実振りには茫然自失!郷さんが少年から青年へと鮮やかに変貌を遂げた「禁猟区」を皮切りに、3-3、3-7、3-11、3-13、3-15、そして大傑作バラード「マイレディー」。さらに4面のA面曲に至っては、その全てが高レベルの完成度で身震いするほど。筒美京平との蜜月時代以上に、網倉一也・都倉俊一作の楽曲との相性の良さが際立ちすぎです。
「タブー」「若さのカタルシス」「未完成」、極めつけの二部作「哀愁ヒーロー」で中期の総決算を果たした後も、節目節目で5-1、5-9、5-15、8-1、8-3の様な重要曲を残していく飽くなき活力。我が国屈指のエンターティナーが歩んだ道程を俯瞰するに、これ以上のツールはありません。全曲の歌詞、LP・シングルジャケット写真を含めたブックレットも含め、大人買いする価値ありの本BOXセット。廃盤にならない内にゲットして下さい!
いつも心に太陽を
2曲目の「最後のキスは氷のように冷たかった」
なんとなく悲しい歌だとは思っていたけど、
とくに歌詞に注意を払うことなく、ぼんやり聞いていた。
そしてこの曲を聴かなくなってから1年近くが過ぎ、
何気にふと、また聞いてみた。
そして歌詞の意味を知り、何度も聞き涙が溢れた。
一人の時間のときに涙を流したいと思った時、
この曲で確実に泣けそうです。
というか、あまりのショック(衝撃)で
こうして、アマゾンのレビューに書きに来ました(笑
いつも心に太陽を2 [VHS]
とにかく、生徒を最後
まであきらめない熱血感にはつまされるものがある。前作が
良かったのでパート2もVHSだが購入して良かったと思う。
「金八先生なんて、存在しないんだ」とある高校の生徒
指導部長の体育教師が生徒集会で語ったことがあるが、「こいつはバカ
か」と思った。熱血教師は生徒が発見し作るものだということ
がわかっていない。「素直に感動してりゃ生徒の印象も良か
っただろうに」と最近思っている。こういう奴等が管理職になる
のだから現場の教師が始めからやる気をそがれるのは至極
当然のことである。今の世、後輩の失敗を後ろで支える先輩
教師などいないのか。。。