戦場のピアニスト
本書の優れた点は、単純な善人悪人の区別を拒絶したところにある。当時はナチスに積極的に加担したユダヤ人もいたし、逆にホーゼンフェルト大尉のようにナチスの虐殺に憤激し、何人ものユダヤ人の命を救ったドイツ人将校もいた。どちらが良いとか悪いとかではなく、過酷な状況に置かれた人間がそれぞれにとった行動は全て、(ナチスのホロコーストも含めて)人間性の表れだと言っているのである。
シュピルマンの時計
クリストファー W.A.スピルマン(シュピルマン)氏による父シュピルマンの人間像の数々。父シュピルマンがいかに深い傷を心に負ったまま生涯を終えたか、温かい筆致の向こう側から痛々しいほど感じられる。これが日本語で記述された事…スピルマン氏の卓抜した語学力にも驚嘆。
日本で出版された父シュピルマンの回想録の解説(事実誤認部分)も修正、シュピルマンの実像に迫る最も“正確”な一冊と言える。
グレイテスト・マキシム
マキシムはすごいです。ピアニストとしても一流だと思うし、あのアレンジ能力は素晴らしい。激しい曲ばかりかと思っていましたが、静かな曲もあり、魅了されました。
私は趣味でダンスをやっていますが、「これは踊れる!」という曲がたくさんありました。フィギアスケートでもよく使われる気持ちはよくわかりました。
海の上のピアニスト [DVD]
さすがニュー・シネマ・パラダイスの監督・ジュゼッペ・トルナトーレと音楽・エンニオ・モリコーネの作品だ。生涯船を降りることのなかったピアニストの数奇な物語だが、そこにトランペッターとの友情、むくわれぬ恋、そして素敵な20世紀初頭のジャズがからむ。
特に、船の揺れとともに動くピアノでの演奏シーン、そしてジェリー・ロール・モートンとのピアノ演奏対決は、カメラを自在に動かし、切り替えた巧みな撮影・編集で極上の名場面に仕上がっている。
しかし、ニュー・シネマ・パラダイス程泣けて仕方がないという映画ではない。女性との出会いと別れの場面が少なく、そのせいか主人公が最後まで下船を拒む理由が今一つ共感し難い。レコード原盤の行方も途中が省かれている。
イタリアで公開されたオリジナル版は160分。日本劇場公開版・DVD版は35分カットされている。きっとその35分も観ることができれば、納得のいかなかった点も解消し、より感情移入できるのではないだろうか。
ピアノによるテーマ曲演奏だけでなく、ロジャー・ウォーターズの作詞・歌、エドワード・ヴァン・ヘイレンがギターのエンディング・テーマもお聴き逃しなく。
ピアノピース 坂本龍一 戦場のメリークリスマス (ピアノ・ピース)
「戦場のメリークリスマス」はとてもいい曲です。
この本はとても見やすくてよかったです。
この曲は結構簡単に弾ける曲でした。私も頑張って練習したので1ヶ月くらいで弾けるようになりました。なので、この曲を弾いてみたいと思う人はぜひこの本を買って弾いてください。