フリーダ・カーロ―引き裂かれた自画像 (中公文庫)
「フリーダ=カーロ」というメキシコの女流画家の、暗闇と光彩に彩られた人生を、
絵と共に紹介した一冊。私はフリーダの絵を見て感銘を受け、この本を手に取った。
フリーダの絵。額の中の小さな世界が、愛情・嫉妬・自己顕示欲・苦しみ・哀しみ、
その他名付けようのない濃密な感情で満たされている絵。額の中の閉じられた世界。
そのフリーダの人生は、絵以上の衝撃だった。
この本は入門書として、是非一度、この本にある絵の実物をメキシコで見てみたい。
GLADIATOR ROAD TO FREEDOM REMIX
ローマは腐っちまった!
『雷刄波動拳全段ブロッキング? できて当然だろ!』という方に是非お薦めしたいゲーム。キャラクターのパラメーターより操作の習熟が問われるキツキツのゲーム性。市場に“アクション”RPG多しといえども、ここまでストイックな仕様でなかなか発売できるものではない。
“魅せる試合”づくりが重要なのだが、命のやりとりを見物せんとコロシアムにつめかける野蛮なローマ市民たちがあまりに辛口評論家なので怒りを通り越して笑ってしまう。その評価基準たるや談〇師匠の亀〇にむけるそれと比べても何ら遜色はない。ボロボロになって掴んだ勝利に“弱ッ!→見所なし”、力業でねじ伏せれば“こいつ一方的すぎねぇ?→期待はずれ”とバッサリ・・・観客のアドレナリン(すなわち超必殺技ゲージ)はピクリとも動かず。“俺TSUEEEE!”では納得しないローマのセレブは奴隷に三国無双の強さなど求めていない。あくまで“あっ、アイツ死ぬかも。あっ、こんどこそ死ぬかも”の「死ぬぞ死ぬぞ感」を観に来ているのであって、“俺流のサプライズ”を演出しなければクリアもままならない。奴隷はツラいよ・・・。
求道的ストイックさに満ちた佳作だが、追い込まれるほどブロッキングが出せなくなった小生としては、いま少し間口を広げていただきたかった。
裸婦ポーズ集―Let’sダ・ヴィンチ
モノクロとカラーで構成されたヌード写真集です。(感覚で、カラーは全体の15%ぐらいです。)
モデルは3人の女性です。
全員オールヌードです。(性器には、黒ずみが入ります。)
三人とも、いい身体してます。
これぞ「デッサンポーズ」っていうポーズが収録されています。
実際に、モデルにポーズをとってもらうときにも役立ってくれそうです。
各モデル短評
モデルA:ノーマル体型のモデル。いい身体してます。(カラー写真があるのは、このモデルだけです。)
モデルB:ふっくらとした肉付きのモデル。ヘアは、扇型で密度もあり、美しい。
モデルC:ノーマル体型のモデル。(写真が少なく、立ちポーズもなし。)
陰毛は3人とも生やしてます。(Vラインの処理程度はしているものとおもわれます。)
モデルCの立ちポーズがなかったことが残念です。
ジャッカス 3 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
日本での公開まで待ち切れず、海外版を輸入しました。
日本語字幕はもちろん入っていませんが、簡単な英語しか使わず字幕も出るのでわかると思います。
内容については、jackass2が自分的には面白過ぎてちょっと物足りなさを感じます。
出演者がもういい年なのであまり過激なものはできないのかな?
まぁ、それでも面白いです。バカやってんなぁ...と。
今作はjackass3Dと宣伝されているとおり、劇場版は3Dです。
ただこれはブルーレイには収録されていません。2Dです。
しかし、DVDのほうに3Dのほうが収録されています。
3Dディスプレイを持っていないという人も安心して見られます。
なぜならこの3D版自体が3Dディスプレイに対応していません。
じゃあどうやって3Dをみるのか。
それは昔からある緑と赤のフィルムのついた眼鏡で見ます。(付属)
だから普通のディスプレイなどで大丈夫です。
ちゃんと飛び出ます。3Dの使い方を間違っているような気がします。
変なものが飛び出ます。
まぁ、これは海外版なんで国内で発売されるのはどうなのかは分かりません。
何かしら規制はかかると思うので、気になる人は輸入してみてください。
Diary of Frida Kahlo (Abradale Books)
以前から彼女の存在は知ってはいたが、「なんとなく君が悪い絵」というイメージしか持っていなかった私だが、今回映画・展覧会が開催されて両者足を運びそのバックグラウンドを知って彼女の絵の奥深さにすっかり魅了されてしまった。この本は通常の彼女の作品を集めた画集とはまた一味違っている。日記という個人的な媒体を通してそこに描かれている、ある意味彼女のもっと心の奥底の部分、素の部分が現れていて、見るものの心を奪う。彼女の作品に興味を持った方には是非見てもらいたい一冊。買って損はなし!おすすめです。