友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学
インターネットを使い始めて、16年目。最初はメールやブラウジング、そのうち、チャットができるようになり、今やツイッターやフェースブックなど、リアルの世界以上にネット環境が広がった。こうした時代にあって、友達として付き合える人の数は150人と調査から明らかにしたダンバーが書いたコミュニケーションの進化心理学を分かりやすく書き下ろした科学エッセイだ。
浮気者の脳は小さく、一夫一婦制の人間の脳は大きい。なぜなら、長い間夫婦でいるということは、相手への思いやりや想像力が欠かせず、複雑な思考を伴うからという身近な事例から始まり、スコットランド人が新世界で成功したのは、血族や知り合いを大切にする同属意識を大切にしたからだという、一見、21世紀のグローバリゼーションと相反することが書かれている。でも、よーく考えれば、身近な人とのコミュニケーション力こそが、その人の人間力そのものなのだと、読者はすぐに気づく。東洋的な血縁関係を大切する風土は150人というダンバー数そのものだ。人類の起源や霊長類との比較、シェークスピアのマクベスやデカルト哲学まで幅広い考察に加え、なぜ、妊娠初期に「つわり」が起こるのか、など身近なことまで盛りだくさん。後段の宗教への科学的なアプローチは説得力がある。
人間はダンバー数の人々との関係を保ちつつ、よく笑い、時には、たわいのない噂話に花を咲かす。こうしたことが健康で長生きの秘訣なのだよと。ついつい、面白く一気に読めて、自分の生き方を見つめ直せるお薦めの一冊です。
ブレインフィットネス
「形と色」というシンプルな記憶力テストから挑戦しています。
自分の脳の弱い部分がキシキシと音を立てながら刺激を受けているのが実感できます。
今までのエンタメ系のソフトに比べると「本物志向」という気がします。
毎日10分でも、体のストレッチをやるような感覚で続けてみようと思います。
SHARP Papyrus 電子辞書 PW-A8410 (100コンテンツ, 英検語彙力判定テスト, 脳年齢測定, 漢字検定に挑戦, 大人のIQテスト機能搭載, コンテンツカード対応, 一般実用系機種)
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この価格なら十分買いだと思います。
もちろん、新しもの好きの方は、11月15日発売予定の「PW-AT750」を
見てから決めても遅くはありませんが・・・
ただし、価格は倍以上ぐらいは予想できますし、ペン入力が不要という方は
こちらをご購入されてもいいと思いますよ。
(不明の漢字を直接入力して検索できる機能にはかなりの魅力がありますけどね)
というわけで、PW-AT750をにらんで、星は4つとさせて頂きます。
パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
精神科で働くものして、こうした本をずっと待っていたので、すぐに買って読んだ。非常にわかりやすく、しかも読みごたえのある具体例が随所に盛り込まれて、読みやすかった。クライン派や自己心理学、認知療法などのさまざまな理論が、統合的に述べられていて、知識の整理にも役立ったが、それ以上に、各タイプについての具体的なポイントやアドバイスが、精神科で実際に仕事をする者としては、大いに頷けるところがあった。もう少し書いてほしい部分もあったが、この類の使える本が、これまで全くなかったことを考えると、まさに待望の書と言えるだろう。
NEW たんぐらむ
当時2歳の子も感心するほどの集中力で
一生懸命解いていました。
どれがあまるピースなのかは親が促しましたが、
自力で全部解いてしまい、一瞬、もう飽きるかも?
と心配したのも束の間、また1から開始。
パターンがたくさんあるので、
繰り返してもすぐに覚えるわけでもなく
何度も何度も楽しんでいます。
4歳の今でもお気に入りのおもちゃです。
シートが紙なのがちょっと残念。