ポートピア連続殺人事件
発売当時、「舞台神戸じゃないか!」と嬉しさのあまり、父と相談して買ってもらったゲームの一つでした。
地元、ということもありポートピア普及率は非常に高く、知人のファミコンユーザーが皆持っていた。スーパーマリオも買ったのではなく人にやらせてもらってばかりで、そんな自分宅にもあったゲーム、という存在です。
誰か一人が「ラストが分かった!」と言い出すと、大勢で「解き方教えて!」とその友人の家におしかけたりもしました。難易度は高めですが、例えば最初に本部で事情徴収ではなく、屋敷の家宅捜索から迷路へ、といった事が出来、「攻略本」の流れにとらわれることなく自由なコマンド選択が出来ます。
登場人物の行動、反応が面白く、「わしじゃない! わしはやってない!」「さあ!言え!言うんだ! ボカ!ガス!」など名セリフも多く盛り込まれ、発売から10年以上経った今でも遊べ、そして一度遊ぶと延々その魅力を語れるゲームです。
ポートピア連続殺人事件密室殺人の謎 ファミコン冒険ゲームブック8
ファミコンで大ヒットしたポートピア連続殺人事件のゲームブック版。
内容はファミコン版とほぼ同じですが、必要最小限の文章だったファミコン版に比べ、
格段に描写が増え、新鮮な気持ちで遊ぶことができます。