ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 オリジナル・サウンドトラック
注・・・エンディング・ロールで流れる中村中の「風立ちぬ」は収録されていません。
ライナーノーツは曲名とミュージシャン・スタッフの紹介のみが記載されている見開き1ページ(1枚)です。
映画はもう2回見ていますが、何度も見たいと思うほど面白くて、カッコよくて、泣ける映画でした。
お気に入りの曲は 2. ゲゲゲの鬼太郎 18. 夜叉〜修羅の妖怪 21. 海人〜愛しい人へ の3曲です。
2. ゲゲゲの鬼太郎 :このコーラスを聴いていると、赤ちゃん鬼太郎がハイハイしていく場面が浮かびます。
18. 夜叉〜修羅の妖怪 :ソ ジソプさんの事はまったく知らないのですが、かっこいいアクション場面で音楽もカッコいいです。
21. 海人〜愛しい人 :「鬼太郎で泣くとは思わなかった・・」と言っている人が多いようですが、私も泣きました。 このメロディを聴いただけで泣けます
ざわざわ下北沢 [VHS]
私自身は東京に住んだ経験はありませんが、昔姉が下北沢に住んでいたので何回か行ったり泊まったりしたことがあります。
”シモキタ”は雑然として若者があふれる街、というのが私の印象です。
この映画はその下北沢にたむろする老若男女の日常を捉えた作品。
起承転結のあるストーリーとは異なり、回しっぱなしにしたカメラ映像を後から編集したような印象さえ受けます。
彼らの生活、今の時代の雰囲気を切り取って残しておきたい、という制作者たちの気持ちが映像からにじみ出ていました。
主人公の有希(北川智子さん)はNHKの朝ドラに出てくるような清楚な人で、彼女の目を通して風景・光景を見ているような錯覚を起こしそう。
たむろするカフェではいろんな人に囲まれてくつろぐ一方で、ヒトとヒトとの関係がやや希薄な都会の孤独感も描かれていて、不思議な浮遊感を醸し出しています
夕刻に住宅街の踏切を電車が通り過ぎるシーンが何度となく出てきますが、あの光と闇のバランスが”雑多な東京の今”を象徴しているような気がしました。
30年後に「こんな時代があったなあ」と懐かしむ人が多いんじゃないかな。
評価は東京に住んだことのある人とない人で変わりそうですね。
※ 有名人・有名俳優がチョイ役でたくさん友情出演しています。フジ子・ヘミングさんんがピアノを弾いたり、スナックのママが鈴木京香だったり。
underworld
レコード会社の意向なんだろうと思いたいが、既存の聞き手のことを何も考えていない一枚になってしまったと思う。
ジャケットも田中麗奈、カップリングもアルバムの曲そのまま、そしてなぜか朗読。
メレンゲによる「underworld」というより、映画のための「underworld」とそれを作った人達メレンゲ、といった感じ。
随分勝手な言い方になるが、せめて新しい楽曲をもうひとつ入れるか、リードトラックだけで500円シングルとかにすればいいのに、
と前から聞いている側としては思ってしまう。レコード会社としては知名度を上げるきっかけを与えたい、というのは分かるが。
…と、つい販売方法に批判的になりましたが、楽曲自体には☆×5だし、「きらめく世界」も最も好きな曲の一つ。
きっかけはなんであれ、新しくメレンゲを知る人達にとってはいい1枚だとも思います。
がんばっていきまっしょい [VHS]
瀬戸内海に浮かぶボートの映像は、感動物です。高校生が、短いときの中で、ともに語り、遊び、汗を流す。誰もが経験したいはずの高校時代がすべてここにある感じです。ただ、脇役の大人たちの演技が、不発で、残念です。でも、それを無視して、感動できます。