NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION
TVシリーズの頃からのファンですが、10年ぶりの再会ってことではじめてDVDを購入しました。
価格もまぁこんなもんかな?と思ったので。
しかし、BOXってやたら豪華でかさばる、じゃまなイメージでしたがこのBOXは必要最低限、シンプルで場所をとらず、よいです。
豪華なケースもブックレットもなし。薄くて赤いクリアケースのみ。ケースが少々ヤワですが見れればOKな私のような人には十分です。
特典映像の各種テロップや前劇場版の予告がとても懐かしいです。
ですが、みなさんおっしゃる通り、ケースの色移りがします。
ケースを触った手を見てわかる程ではないですが、ケースを触った後に
白い濡れタオルを触ったらピンク色になった・・・・・・・・・・
新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))
とっても楽しみであり、とっても怖かった11巻、とうとう読みました。
「手のひらの記憶」、ああ、カヲルくんはこんなにも人間らしかったんですね。
人の感情の中で一番強く心に残るのは「憎しみ」なんだそうです。
シンジくんとのふれあいと、レイから伝わって来た感情によって
カヲルくんの中に産まれた「心」。
この人になら殺されてもいい。
そんな気持ちになった事があったことを思い出しました。
切なくて美しくて、一つ一つのコマの表情が心に焼き付く巻でした。
スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX
セーラーとスカートの隙間からお腹がちらり、スカートが風をはらんでふわり、短い
スカートから下着が見えそうで見えない、膝を立て靴下を履き直している姿でスカート
の中の足の付け根が見えそうで見えない、上履きにかかとを入れる仕草でちらりと見えた。
等、あ〜、確かに観てはいけないのに目をやってしまう構図だなと言うものもありました。
ただ、押入れからスカートと足がにょきっと出ていたり、エアパッキンでくるまれたり、
何をされてるのですか?と思う不思議な構図も多数あり、ここでこちらの作品は、リア
ルな女学生の何気ない仕草や行為や姿を撮影しているのではなく、制服(時に運動着)を
記号(私的にはキ−ワードに感じました)として芸術作品を作ったのかなと思いました。
私は作品紹介の絶賛を自分なりに解釈、脳内補正し、てっきり、実在する学校の現役の
女学生がさり気なくする仕草や行為をピックアップして写真に収めたと勝手に思い込ん
で購入しました。制服の知識がないので何ともですが、着用している制服も日常着用し
ている使用感というものを感じなかったので、あくまで記号として使用しているのかな
と解釈しました。
思わず目をやってしまう構図を収録というより、あくまでこちらの写真家さんの制服と
女学生への心象風景として鑑賞するのでしたら良い作品ではないかと思いました。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 アニメーション原画集 (書籍)
内容の概要から。
版の大きさ、約30cm×21cm。以前の原画集より大きめです。
まず、巻頭に、カラー16ページ。
右側にフィニッシュ画。左側がその原画の構成。見開きで比較できます。
絵の内容ですが、
・レイバストショット(初出ニュータイプ2007.10表紙)
・ヤシマ作戦零号機立ち上がり(初出ニュータイプ2007.6)
・レイ+シンジ(+アスカ+謎の少女?)(初出ニュータイプ2007.10)
・レイ+カヲル(初出ニュータイプ2006.10表紙)
などなど。
巻頭以外の312ページは、
・最初に庵野総監督のコメント1ページ
・他の大部分は、どちらかというと戦闘シーンがメインの、原画達。
以上のような構成です。
注意したいのは、カラーページが少ない・人物アップ画が少ない・
画を1ページ全体に使うというより、コマ割りが分かり易いように、
より多くの同じシーンの原画を並べた構成である事など。
総じて、本気でアニメーターを目指す方に、
より配慮したような構成だと思います。
逆に言えば、巻頭以外は、普通のエヴァファンには非常に地味な印象を
受ける可能性が大きいかと思います。
私などは、絵が描けない人間なので、原画の恐ろしく美しい描線に、
ただ、見とれるばかりで、それだけでも価値を感じましたが、
普通にイラストなどを楽しみたい方には、この価格設定は、
つらいかもしれません。
以上の事を勘案して、それでも価値を感じる方の購入をお勧めしたいと思います。
全記録全集のほうが、より一般向けの商品になるのではないでしょうか。
サマーウォーズ [Blu-ray]
一日早く届きました。
作品そのものに関しては、すでに語るまでもないと思います。
大家族というシチュエーション、どの世代も
とても素敵で魅力的に描かれた数少ない作品ではないでしょうか。
背景美術なども素晴らしく、ブルーレイで観ることを楽しみにしていました。
特典付きで購入すること自体に不満はありません。
実際、映像として目にすれば、映画館で観たそのままの感動を味わえたからです。
しかし、だからこそ特典付きだけでなく、選択肢が欲しかったです。
手に取る、作品を観る、その間口を狭めている気がしてなりません。
選択肢があったとしても、私はきっと特典付きを選んだと思いますが、
まず、気持ちよく購入出来る段階を踏んで欲しかったです。
最後に、肝心の特典なのですが…。
花札は絵柄は良いのですが、紙質がいまいち。
アートブックは個人的に嬉しかったのですが、ちょっと小さい。
どちらも悪くはないけど、どうしても中途半端な気がしてしまいます。
特典ではなく、商品としてきちんとした形で販売してくれた方が良かったですね。
一番大事な部分だと思うので、☆としては3つです。