「グリース」オリジナル・サウンドトラック
映画を見たのは中学生の時。以来、「映画はああじゃなくちゃ」と思っていました。もう一度聞きたいと思い出しては忘れていたけれど、やっと手にしたCDは、やっぱり懐かしさと切なさの感動がいっぱいでした。
あの映画の感動を忘れられない方、ぜひ手にして欲しいCDですね。
ヘアスプレー [DVD]
あまり期待せずに観たら、予想を裏切る面白さだったという作品の典型だ。
舞台は60年代のアメリカ、バルチモア。太めでダンス狂のトレイシーは、親友のペニーと共に、C.C.ショーという参加型ダンステレビ番組に夢中。「あたしもあの番組に出たい!」という念願叶って出演を果たしたトレイシーは、ノリノリの技術で一躍人気者になる…という話。
主人公と意地悪娘、喜怒哀楽激しい登場人物、ノリのいい軽快な音楽。
ここまで聞くと、「あー、サクセス系のお気楽アメリカ映画なんだね」と思われるだろうが(実際私はそう思っていた)、親友のペニーが黒人の男前、シーウィード(しかしすごい名前)と恋に落ちた辺りから、趣が変わってくる。
実はこの時代のこの土地柄、黒人差別が色濃く残っている。白人と黒人の恋はおろか、同じ番組に一緒に出ることも難しく、交流など考えられないと公言している始末。だがトレイシーもペニーも、悲壮感などまるで漂わせず、「良いものは良い」という姿勢を貫き通し、やがてそれはバルチモアの大人たちをも巻き込み、“人種差別”の社会風刺へと発展していく。
今は日本でも個性の時代と言われているが、若干意味が取り違えられている中、本当の意味での個性とは、こういうことを言うんじゃないかと思う。あらゆる意味で時代の先端を行っている主人公が、髪型にも服装にも、そして人付き合いにも自分のスタンスを持つ様は、観ていてとても気持ちよく、オチもまた最高で、最後まで飽きる所なく楽しめた。
こういう作品があるから、アメリカ映画は奥が深いと思ってしまう。
John Travolta Wanna Be
"Roly-Poly"はファンの期待通りの”なんだか上手く表現出来ないけど、良い!”、”気がついたら何度も聞き直していた”ポップ・ダンスナンバー(今、韓国に行ったらみんな真似してそうな振り付けも良いですよね? 今までのT-araの楽曲の中では一番好きな振り付けかも)ですが、前のミニ・アルバム"Temptastic"からの曲が、×××ですね。一応”リミックス”になってますが、自分の印象としては”ほとんど原曲のまま(まるで、80'sのリミックスみたいに悪い意味でいじられていない)”だと思います。”Temptasticのプロモーションの為? と勘繰りたくなるほどです(オリジナルが良いだけに)。楽曲が揃わなかったのなら、2曲だけの”シングル盤”として値段を下げて売れば良かったのに? とも思います。でも、T-araは好きですよ。あと"Roly-Poly"も。この曲だけでも買う価値はあると思います。 P.S. "Roly-Poly"のコンセプトは(いろいろ言われてますが)80'sではなく、70'sだと自分は思いますけど。
パリより愛をこめて [DVD]
レンタルビデオ屋で何度もパッケージを見ていたにもかかわらず
剥げたおじさんがトラボルタであることには気がつきませんでした。
もう年齢的にはおじいさんに近いかのかな?
でもこの映画では飛ばしてます!
これまでとは違った、突き抜けたキャラクターで一気に見せてくれます。
痛快ですよ〜