秘法超能力仙道入門―天地に充満する気を練成し超人になる (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
高藤聡一郎は80年代から90年代後半にかけて大陸書房と学研を舞台に、具体的に仙人になる方法を著した当時では画期的な人物でした。
当時は「仙道」という言葉よりむしろ健康法としての気功がブームであり、「気功」という言葉から高藤聡一郎の著作に接した方が多かったと思います。
ところで気功の範疇は「健康法」ですが、仙道はそれよりもむしろ「精神世界」に接近するある種の超能力開発法です。
本書は具体的に著者の経験と中国に散在する文献の知識を混ぜ合わせて、現代的な仙道の訓練方法を提供するものです。
また、中国の西遊記を始めとした文学を理解するには、この本は画期的な洞察を提供するほか、様々な超常現象の理解に統一理論を提供します。
また、のちに続く著者からはインドの「ヨガ」及び「チベット密教」とも関連する世界であり、中南米を人類学的に調査しようして自ら呪術師になった「カルロスカスタネダの著作」、そして西洋では「賢者の石」と呼ばれる「錬金術」とも密接に関係してくることがわかりますが、本書ではまず著者の「理論と実践」の核となる「仙道そのものの姿」が如実にわかる内容となっています。
松本零士の世界
私の印象ではまあ、この人の描いた作品には「宇宙舞台の冒険譚」というのが多いですね。
えーと、曲を収録されたテレビアニメの開始年をまとめてみると、下のような感じでしょうか。(元号の昭和を略します)
「2-1・2(49)」→「1-15・16(52)」→「1-1・2」「1-17・18」「2-10〜13」(以上53)→「2-3・4(55)」→「1-13・14(56)」→「2-17・18(57)」…とこうなりますか。
「1-13・14」の正式版は「アニメ歌年鑑'81」にあるようですね。こちらにも正式版があれば「星5個」を付けたのですけどね(苦笑)。
収録されなかった曲は「テレサよ永遠に(byささきいさお)」(宇宙戦艦ヤマト2・ED曲)・「銀河伝説(by岩崎宏美)」(宇宙戦艦ヤマト3・ED曲初代)といった所ですね。あと、「1-17・18」を流した「SF西遊記スタージンガー」も、ED曲「姫のためなら」がありませんでしたし、昭和54年に続編がありましたからね、1クールもたなかったものの(苦笑)。その時の曲は「ぼくらのスタージンガー(byささきいさお)」「星に願いを(by堀江美都子)」です。この辺の収録もあればもっとよかったと思いますよ。
西遊記 (下) (福音館古典童話シリーズ (16))
小学生のころ、風邪で学校を休んだ日に上下一気に読んだ記憶があります。面白すぎて一瞬も止まりませんでした。
・・・と書くまでもなく西遊記が面白いことはご存知だと思います。
でもここで主張したいのは、この福音館の版の良さです!!
まず、もとの話全部を納めることは無理なのでしょうが、(元の話っていってもどういう形なのか良く知りませんが)カットしすぎもせず、(子供向けのあらすじみたいなやつ、我慢できませんよね!)話が冗長になるところもなく、分厚い上下、ともかくみっちり詰まってます。
それと、いやに現代風にしようというところがなく、格調高い文章でかかれてます。これこそ児童書のあるべき姿だと思います。
また、瀬川康男さんの絵も、無機的な線の集まりのように見えて実はすごくあったかくて、雰囲気すごくマッチしてるんですよーー!もうお人形さんみたいな悟空の絵とか受け付けなくなっちゃいます。
ともかく西遊記を読むんならor読ませるんだったら、断然この本をお勧めします!!絶対。
松本零士の世界
CDというものがまだなかった頃、同じタイトルとジャケットの2枚組のものがありましたよね。それを未だに持っていたので、収録曲が増えていて得した気分です。が、「1000年女王」があまり好きでない私も、「星空のエンジェルクイーン」が入っていたらよかったのに、と思います。ハーロック系がかなり充実しているので、それでも充分ホクホクですが…。ヤマトと999の劇場版系は大体カバーしていると思います。
いっその事、劇場版とテレビ作品に分けて「松本世界」のCDを出して頂ければいいのかも。
~唐沢寿明・牧瀬里穂の~西遊記 [VHS]
俺のお気に入りは余貴美子さんが演じる羅刹女が人間の女になりすまし、子供を身籠り太宗皇帝を殺して大唐国の実権を握ろうとするが、三蔵法師の邪魔により失敗するシーンはかなり良い。三蔵法師のお経に羅刹女が嫌がるシーンは見物。下手なエロビデオより遥かにレベルが高い。また、『お妃様が、田舎坊主の前に屈辱を受ける』っていうシチュエーションが更にレベルを高めている。お経に苦しむ羅刹女の動きと声がまたエロい。また、やりたくなってきた。