エアポート'80 [DVD]
1969年の初飛行から7年目の1976年に旅客機として英国航空とエール・フランスに導入された超音速旅客機コンコルドも、今では過去の産物となってしまいました。2000年にパリで起きた離陸後の事故が退役を決定づけただけに、どうしてもこの作品を思い起こしてしまう。
遂に、ジョージ・ケネディーが機長として操縦桿を握るということで、シリーズ最後になることは予想されていました。ただ、共演にアラン・ドロン(当時44歳で一番渋い時)と1974年リリース『エマニエル夫人』で日本中を沸かせたシルヴィア・クリスティルということで、ケネディーがミス・キャストに見えてなりませんでした。
悪役にはTV俳優として人気のロバート・ワグナー、そして、名女優スーザン・バークレイといった顔ぶれが盛り上げていました。僅か2分足らずでしたが、クチ!クチ!でお馴染みのスペイン出身の歌手で人気があったチャロが出ていたのがうれしかったですね
当時、劇場で観た方はコンコルドだけは乗りたくないと思ったことでしょう?あれだけ戦闘機のように旋回飛行をしていれば、酔ってしまうどころか気絶するはずです。なんといっても最高速度マッハ2ですよ。コンコルドの将来はこの映画で決まっていたようなものでした。
エアポート’80 [VHS]
70年代の映画ファンにとっては「エアポート」シリーズには思い入れがありますが、「コンピューターグラフィックに頼らないミニチュア(しかもブルースクリーン)」での特撮がチープで、かなり痛いです。「大空港」「'75」「'77」でオール・スター・キャストで頑張ったこのシリーズも、今回は凄いんだか、凄くないんだか、よくわからないキャスティング・・・アラン・ドロンに「エマニュエル夫人」のシルビア・クリステル、「タワーリング・インフェルノ」で泣く演技しかしてないスーザン・ブレイクリーと、グラスタワーの宣伝部長役だったロバート・ワグナーが恋人という設定。また「華麗な探偵ピート&マック」でロバート・ワグナーとコンビを組んでいたエディ・アルバートが大して重要じゃない役で登場。今は亡きコンコルドをフィーチャーした映画としては貴重かも。良くも悪くも、70年代的映画の最後の作品。
エアポート’80 [DVD]
70年代の映画ファンにとっては「エアポート」シリーズには思い入れがありますが、「コンピューターグラフィックに頼らないミニチュア(しかもバレバレなブルースクリーン)」での特撮がチープで、かなり痛いです。「大空港」「'75」「'77」でオール・スター・キャストで頑張ったこのシリーズも、今回は凄いんだか、凄くないんだか、よくわからないキャスティング・・・アラン・ドロンに「エマニュエル夫人」のシルビア・クリステル、「タワーリング・インフェルノ」で泣く演技しかしてないスーザン・ブレイクリーと、グラスタワーの宣伝部長役だったロバート・ワグナーが恋人という設定。また「華麗な探偵ピート&マック」でロバート・ワグナーとコンビを組んでいたエディ・アルバートが大して重要じゃない役で登場。昔の映画に詳しい人が見たら、まるでジョークのようなキャスティングですよね(笑)人間ドラマもイマイチ、スペクタクルもイマイチなんですが、エアポート・シリーズというノルマを守ってファンを楽しませようとしてくれた制作者たちに「お疲れさま、楽しかったよ」と言ってあげたくなるような、フィナーレ的作品。いまの時代は映画が身近になりすぎて簡単にこき下ろす人が増えましたが、この頃のファンは映画に対するリスペクトがありましたよね。いろんな意味で懐かしいです。なんだかんだ言って好きな作品だったりします(笑)
karrimor(カリマー) エアポートプロ 70
エアポートプロで海外旅行に行くようになってから、更に旅が楽しくなったと思います。スタイルはさすがカリマー。大変気に入っています。サイズ悩みましたが、この70を購入して本当に良かったと思います。サイズが40のタイプは外で見ましたがとてもじゃないけど小さすぎて、また90だと大きすぎます。
エアポート’80 [DVD]
この作品も、他のシリーズと同様、ポスターやCMを見ただけで非常に心魅かれていながらも、公開当時に劇場まで見に行く機会がなく、後にTV放映された時に初めて見て、すっかり夢中になってしまいました。
とにかく、アラン・ドロンのパイロット姿と、コンコルドの麗姿を見るだけでも値打ちがある――と、知人に紹介する時に必ず言っては呆れられているのですが、これは本当のことなので仕方ありません。『大空港』の時から感じ続けて来たことではありますが、本当に、どうしてこのシリーズに出演しておられる俳優さんたちは、制服姿があんなに小憎らしいまでにぴたりと決まるのでしょうか。今回は特に、それを着るのが「あの」アラン・ドロンですから、もう、似合わない筈などありません。文字通り、見事に絵になるパイロット姿には、思わず陶然と見入ってしまいます。また、所謂「乗り物」というものに対しては、幼い頃からさぼど興味を持つことの無かった私が、公開当時、ポスターに描かれたその姿を見ただけで一目惚れして、「一度は乗ってみたい」と感じてしまった、純白の怪鳥コンコルド……あの美しい空の貴婦人のパイロット役に最も似合うフランスの俳優さんはと言えば、矢張りアラン・ドロンしか考えられないような気がします。
物語は、シリーズ中でも最もスケールの大きいものとなっており、次から次へとコンコルドを、そして乗員乗客を襲う重大な危機の数々に、手に汗握りながら一気に見終えてしまいます。CGを駆使した最近の特殊映像に変に慣れてしまっている目で見直してみても、決して見劣りしないどころか、ずっと迫力ある出来映えにさえ感じられてしまうのは、これも、脚本・演出・演技――作品を構成する様々な要素の「確かさ」によるものでしょう。
TV放映時の日本語吹替音声も、本当に懐かしく聞くことが出来ました。