刑事魂 刑事ドラマソング・ベスト 2
最初の7曲は他でも聞けるので、
前作からのパワーダウンを感じさせましたが、
それ以降の曲は、これまで聴けなかった曲が多く、懐かしい!
買って良かった!(特に13-18)
22,23あたりは最近の曲ですが、ぎりぎりOK、と思います。
HOME(初回生産限定盤)(DVD付)
曽根由希江(そね・ゆきえ)さんの楽曲の良い所は何気ない普段のありきたりの事を題材にして語り伝える所にあると思います。
タイトル曲“HOME”、「おかえり」、「ただいま」普通の家庭なら普通に交わされる会話でゆっくりと始まるこの楽曲、でも、本当に傷ついた時、凹んだ時も優しく包みこんでくれるそんな場所であって欲しいこの場所を、喜びも悲しみもしっかりと受け止めて次の日に続ける場所であって欲しい“HOME”と言う、この温もりが存在する帰る場所であって欲しい、また、守って欲しいことを切々と訴えているかのような優しい感じの楽曲です。
“会いたい”は離れて生活をしていた愛しい人の帰郷を待ちわびる恋人、でも、もうすぐ会えるそんな浮き浮きした心躍る気持ちを綴った曲です。
ミディアムテンポの流れが会いたくて会いたくて心が貼りさせそうな心持を良く捉えています。
そして“ギンモクセイ〜弾き語りversion”は曽根由希江さんのデビューシングルの弾き語り版、ゆっくりとした曲調が愛しい人への思いの切なさを更に増幅して心に沁み込んでいきます。
全体的に地味な感じを受けがちな彼女の歌ですが、でも考えさせられる芯のしっかりした楽曲集です。
ため息
いいようもない焦燥感に襲われたときによく聴きます。なんだろう歌詞には「誰も僕の存在(こと)など知らない」,「意気地のない弱い僕
だから」,「違う人になんてなれない」,「今はまだここから動けない」と内向的で自己嫌悪を感じさせるが、不思議とこの曲は聴いていて
あったかい。ほわ〜んとあったかいのです。優しさというより強さを感じさせます。もちろん陽ではなく陰、つまり耐え忍ぶ強さですが。。
僕は基本的にわかる人にわかればいいってスタンスだから共感なんて言葉は嫌いだが、この一曲は万人が共感でき勇気を貰えるでしょうね。
人って駄目なときに限って動きたくなる、、魔法なんてないんだから、どうせ一歩一歩積み重ねなきゃいけないとわかってるのにね。
そんな自己の弱さにも共感できるし、今みたいな時代性だと余計にね。物だけはやけりゃいいのに人にまで同じスピードを要求するアホさ加減
がどうしようもないからね。いや、ちょっとした愚痴になってしまったが、現実に迷って疲れて進めなくなった人に是非聴いて貰いたい曲だ。