眠れなくなる宇宙のはなし
人類の永遠のテーマとして、「人間が不老不死になって宇宙が何なのかを見極める」というものがありますが、あまりにも宇宙は広すぎて人類の手には負えない代物です。
いったい誰が創造したのか、この宇宙はとてもよくできていてすべてが循環していてさらに、星と星が出会わないようになっています。
しかし、宇宙は暗黒物質(ダークマター)によって人類の進出を拒んでいます。
人類は地球の重力に縛られなければ生きていけないことに気付かされます。
ただ一つだけ言えることは、どっちを向いても宇宙、どこまで行っても宇宙。
ハッブル宇宙望遠鏡~人類唯一の宇宙望遠鏡が見た宇宙~ [DVD]
ハッブル宇宙望遠鏡(HSE)は古今東西で最高精度の解像度を実現する人類が誇るべき望遠鏡です。このDVDはその最高精度で宇宙を見渡した画像を集めたものです。とても綺麗な映像が集められており壮大な宇宙のロマンを感じずにはいられません。ただし、DVD中にはHSEの大修理の様子なども収められているのが少し残念です。確かにこの修理は学術的にはとても重要な意味を持つものだというのはわかります。けれどもDVDを買う人にとっては一枚でも多くのHSEの美しい画像が見たいのです。贅沢な希望かもしれませんが修理の様子は学術的映像として取り扱って欲しかったと思いました。
それでも星4つの価値は十分にある内容です。
シマノ(SHIMANO) インナーエンドキャップ(φ1.1mmディレイラー用/10個)
ワイヤー径φ1.2mmのシフトワイヤー用のキャップですが、φ1.6mmのブレーキワイヤーにも使用しています。
ワイヤー径とキャップ内径がちょうど良く、ブレーキワイヤー用よりも小ぶりなので見た目も良いです。
ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙 [DVD]
カール・セーガン教授の科学TV番組「COSMOS」で育った世代なのですが、このDVDは見ていて本当に飽きません。「カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙」「カラー版 続・ハッブル望遠鏡が見た宇宙」「カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産」などの新書でもハッブル望遠鏡の美しい画像写真の数々が楽しめますが、こういう美しい画像はやはりテレビの大画面で楽しみたいですね。同趣旨のDVDとして"Stargaze"シリーズもありますが、そちらは音声解説などがありませんので、その意味で本DVDに軍配が上がります。(なお音声解説はOFF出来ますので、環境ビデオとしても使えますょ。夜、寝付けないときにBGMだけにして流しておくだけで、スーッと寝られそうです。いや、実際寝ました(笑))
収録内容は文句無しですが、できれば冥王星も入れて欲しかったなぁ...惑星の定義から外れたから収録されなかったのでしょうけど。(本DVDで収録されてない内容は先に挙げた新書などをご参考下さい)
「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言
2010年6月 総移動距離60億kmの旅を終えた「はやぶさ」
が帰還した。「イトカワ」の微粒子を持ち帰るという
全世界の人類の夢・希望に対して、見事にこたえた。
その時、プロジェクトマネージャは、こうコメントされた。
「夢を超えた、できすぎです。」
この「はやぶさ」プロジェクトのプロジェクト・マネージャ
こそが、著者・川口淳一郎教授なのである。
「はやぶさ」が地球を離れて7年間に発生したトラブルは、
数え切れない。レーザ高度計の温度制御問題、姿勢制御装置
の故障、イオンエンジンの4基の寿命問題など。宇宙探査機
開発という、失敗を許されぬプロジェクトでは、ひとつの
問題で、すべてが台無しになることさえあるのだ。
これらの問題対して、最小限のリスクで問題を回避しようと
する、その姿勢こそが「成功」のカギであったのだ。
15章 「私を支えた父の言葉」には、小学校6年生の時に川口
少年が、父から最小限のアドバイスをもらって完成させた、
「屈折望遠鏡」の記述がある。
「足下ばかりを見るな。時には頭を上げて上を見ろ。」
つぎつぎと直面する問題に対して、逃げることなく、果敢に
立ち向かう姿勢の原点は、父の言葉であったのだ。
人生で直面する困難は、それぞれの対場で異なる。しかし、
本書は、すべての人々に共通した「こだわり」に対して、
感動を与える、充実の一冊なのである。