トワイライトの風
いささか毛色が違う世界のアルバムだ。相曽晴日という人は(狩人や中島みゆきを輩出した)YAMAHAのポプコンからデビューした女性フォークシンガーソングライターだ。
82年に発表されたデビューアルバム「トワイライトの風」は(ラジオ番組コッキーポップなどの努力により)そこそこに話題になったもののほとんど省みられずにショービジネスからは消えていった。今は江古田のライブハウスを中心に月イチ位で弾き語りライブをしているという。
しかしこのアルバムだけは是非聴いてもらいたい。美しいピアノの響きと透明感のあるボーカル、そして"学生時代"というくすぐったいイメージを実感してほしい。多分多くの人の心の中に残っている"片思い"とか"カフェでの待ち合わせ"とか"講義のあとの帰り道"とかの思い出に重なってくるだろう。美しくも儚い思い出たち。それらにちょっとばかり浸りたい日にはぴったりなアルバムだ。
POPCONシングルコレクション80’s
ポプコン、みてました。ヤマハでしたよねたしか。
20数年ぶりにあの独特の雰囲気を味わいたい方に。
絶妙な素人くささで今聞くとある意味新鮮です。
出色はやはり「冬の華」かなぁ。
中島みゆきだか、あがた森魚だか、なんなんだか・・・
しかし、名曲でしょう、やはり。涙でてきました。
これ聞きたさにかったようなものですから。
(某動画サイトにも音源ありましたが・・・)
Favorite Songs
ヴォーカルの新録にNew Mixを含んだ、岩男潤子初のベストアルバム。名曲「手のひらの宇宙」も初めてアルバムに収められた。新録曲を過去の録音と比べると、はっきりとヴォーカリストとしての成長がうかがえる。これまでの集大成といえる作品。