椎名桔平―新世紀のスピリチュアル・アクターズシリーズ (キネ旬ムック―アクターズ・ファイル)
椎名桔平はまさに化粧師(けわいし)の顔をしていた。
映画の中で、彼は女性に化粧を施しながら、画面全体にも化粧を施していた。
懐かしく、悲しく、たくましいドラマをまとめている男。
今もっとも輝いている一人でしょう。
Get A Life~Again~
映画“余命”〜君に届けいのちの想い〜の主題歌としてリリースされるtwenty4-7さんの“Get A Life〜Again〜”。
谷村志穂さんの原作を読み終わって、一部動画配信サイトで視聴できるこの楽曲のPVを聞いていると、もう胸が強く強く締め付けられて涙が止まりませんでした。
物語は結婚してしばらくたって夫婦に授かった小さな小さな命、しかしその命を授かった直後に主人公の女性に再発した乳がん、(癌が進行しても)出産を優先するか?(小さな命を犠牲にしても)乳がんの治療を優先するか?の選択を迫られた女性と夫の愛と感動の物語です。
MC MIKAさんが、人が生きること、人の強さ弱さについてこの楽曲を聞いている人に問いかけ・語りかけるように歌い、SINGER MEさんがそれについて答えるかのようにmelodiousに歌っています。
この物語・映画の内容をぎゅっと凝縮した楽曲集、多分twenty4-7さんの2人でしか表現出来ない楽曲の心の想いを感じ取ってもらいたいと思います。
アウトレイジ [DVD]
オープニングのシーンや俯瞰で撮っているシーンが好き。
そして、音楽もめちゃくちゃかっこいい。
今まで椎名さんが苦手だったけど異様にカッコよかった。
登場人物や組織の説明セリフもないので
理解しようと一語一句聞き逃さないように
集中して観てしまう。監督の作戦かしら。
この映画を悪い世界に憧れている少年・少女に見せたら
思いとどまるんじゃないかなとふと思いました。
僕が僕であるために [VHS]
高校時代、同じクラブで汗を流しチームのために戦った5人の青年の、卒業後・・・。仲間意識とか、大人になった自負による反発とか、そういうリアルな感情が、いきいきと表現されていて、青春物語だなあ、と.
演じているスマップ自体が、チームなので、自然にしているだけで、つながりが感じられるのは、演技力だけではない「味」があり、まったく違う青年たちが、友情という絆だけでつながれていることの脆さ、重さが、印象に残りました.
恋人役の女優の人々が豪華ですが、松たか子さんの哀しみの表現に、いつも泣かされます。
SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX
刑事モノかと思いきや、超能力(SPEC)が目覚めた者たちとの戦い。
中谷美紀主演のドラマ「ケイゾク」と制作上関係があるらしく、上司や画の雰囲気が似ている。
序盤こそ謎解きテイストなものの、途中からドロドロの戦いになる。
敵から受ける仕打ちが残忍すぎる。エグイ。
ラストは「えっ、まさか!?」の展開で終わる。
加瀬亮演じる瀬文が、少しずつ強くなってるような?感じが、たまらない。
久しぶりに見ごたえのある面白いドラマだった。