Les Double Six
ベースとドラム(パーカッション)とコーラスだけ。
それだけで聴かせてしまう、恐るべき1枚。
フランス語ヴォーカルだが、これがまたスキャット(昔の番組「11PM」のオープニングでダバダバいうやつね)
にぴったりマッチ。
レスター・ヤング、マイルス、コルトレーン、ギレスピー、チャーリー・パーカー、
ボビー・ティモンズなどの作品を取り上げた前半と、クインシー・ジョーンズ作品の後半のお得な2in1。
とても上品なスキャットで軽やかに仕上げていて、伸びやかな高音に気持ち良く酔える。
あの「モーニン」のスキャットなんて、世界初にして唯一かも。
NOVI SINGERSなどがお好きな方には自信をもっておススメ。
& The Double Six of Pairs
かの「11PM」のテーマを思わせるコーラスです。。
でも、おしゃれ!「声楽器」って感じで、ここまで表現できるんだ、と感動もしました。
わたしは買って大アタリでした。 季節も問わないんじゃないかな。。
ディジー・ガレスピー&ザ・ダブル・シックス・オブ・パリ
トランペッターとしてディジーの早弾きは有名だ。誰もかなわなかったスピード。
まさにハードバップの最良の部分。そのディジーの早弾きとユニゾンでコーラスを
つけることなど想像外だった。Double of Sixはもともと好きでアナログなど集めていたが、
ここでは見事にディジーのスピードと共振している。、これほど素晴らしい作品は始めてだ。
60年代のスキャット・コーラス好きにもオススメだし、ハードバップの60年代での
発展形に興味ある人もオススメ。歴史的名盤だと思う。