おはらい風水―悪運をリセットして幸運部屋に変える!
本の帯にあった「家の玄関の右側に鏡がありませんか?」にドキッとして購入しました。日本で風水の本と言うと、本場中国の常識とは微妙に異なる日本の家相学をベースにしたものが多いと聞きますが、この本は本格的な中国風水の知識で書かれているようで信頼できました。
部屋の場所ごとの「お祓いポイント」が具体的に示されているので、すぐ実行できてとても使いやすいです。
よく整理された本で、データも豊富。ポップで明るい造りなのも◎です。
ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ
マドンナやジャネット・ジャクソンと共演したこともある元ハリウッド俳優。挫折して帰国した時に手にあったのは200ドルのみ。こんな破格な経歴の不動産投資家は、日本にはこの人しかいないだろう。
筆者はブログの世界で脚光を浴び、一気に全国メジャーな不動産投資家となった。「鬼のような指値」、「労働力投入」、「大日本帝国風味」などの彼独自のユニークな用語は、ブログの世界で一世を風靡し、誰もがあたかも以前からあった用語のようにブログに書き込んでいった。実際の労働力投入も、彼から影響されてやっている投資家も多い。
今までの投資理論では、借金をしてレバレッジを掛けて、キャッシュ利回り(CCR、ROI)を大きくするのが普通であった。彼の方法は、その真逆を行く。現金買いで超高利回りを作り出していく。当然投資先はボロ物件となる。そのボロに手を加えて、優れた物件としていく。
駅近、新築か築浅、土地が広いけど低利回りを素人や初心者は好む。というか、どうしても最初はそういう物件に目が行ってしまう。しかし周りを見回してみると、優れた不動産投資家と私が尊敬している方々は、駅から遠く、築古で土地の狭いボロ物件を好む傾向にある。ただしその見定め、見極めは難しい。
彼の存在はメジャーとなったが、その方法を実践している投資家はまだ少ないのではなかろうか。不動産に投資しようとする者は、その手法を真似するしないにかかわらず、絶対に一読すべき本だと思う。特にこれから不動産を買おうとする人にとっては、まず読んでおくべき本であろう。