がん患者
筆者がタイトル通りの患者であることは周知の事実である。
父が珍しく、闘病中に「これが読んでみたい」と話すので、プレゼントをしてあげた。
がん患者にとっては同志からの情報やメッセージを嫌悪感なくありのままの読むことができるようである。
たとえば、5年生存率はどういうことかとか、闘病する上で、当事者として知っておきたいことや
筑紫哲也のことなど色々と魅力満載の、でも、事実をジャーナリストとしてがん患者としての自分を通して表現しているようである。
この本はある意味、ピアカウンセリング効果があるかもしれない。
ただし、このように受け取る人もいるということであるので、万人がそうであるとは言い切れないだろう。
大腸がん手術後の100日レシピ―退院後の食事プラン (100日レシピシリーズ)
退院後、自宅での食事に少しでも不安のある方にオススメです。
退院後の経過日数に応じたオススメレシピがわかりやすく載っているので、この頃になるとこのくらいの食事ができるんだな〜と一目でわかるので、腸閉塞の危険も回避できると思います。
また、抗がん剤治療時に注意する食事のポイントなども書いてありますので、とても参考になります。
大腸癌治療ガイドラインの解説 2009年版 大腸癌について知りたい人のために 大腸癌の治療を受ける人のために
2008年12月に大腸がんステージ3と診断され切除した44歳の女です。
この本とは手術前に出会いたかった、が本音です。
願わくば 術後補助化学療法の内容について 突っ込んで話していただきたかったです。
都心以外の地方では まだまだがん治療の専門家など望めないのが実情です。
外科のドクターがとりあえず化学療法もやってるというカンジで、残念です。
患者はもっと知識をつけるべきです。
いつもドクターにおまかせでは、真の良い治療などのぞめるはずはありません。
こういう参考書で患者も病について知るほうがいいに越したことはない。
そういう意味でオススメです。