一生、「薬がいらない体」のつくり方 (知的生きかた文庫)
本来、薬を用いるのであれば、医師は、どの薬をどのくらいの量・期間用いれば、どのようになるとの目星をつけて用い、飲用期間中も体質・効き具合・副作用の度合いに応じて臨機応変に処方を微妙に変えねばならぬのだが、そのような処方ができている医師はごく少数である。
多額の献金や寄付、天下り先を提供してもらっている製薬会社(製薬会社のどれも巨大な敷地からしてどれほど儲けているかよく分かろう)に牛耳られる厚労省・研究者・医師・メディアによって、患者は薬こそが医療と思わされ続けているし、薬好きにさせられてきた。
その結果何種類もの薬を食事のように飲むハメとなり、その相互作用や副次的作用で、主症状とは別の病が創り出されている。
昼はしっかりと体を動かし、夜はしっかりと体を休ませるようにすれば、というかできれば、運動が免疫を高め、健康に寄与し、気持ちも前向きとなって病を静める方向へと向かうのだが、そのような医療は行われない。
本書にある4週間ルールに則って、薬の量を徐々に減らし、生活・食習慣を変えれば、薬どころか医者要らずの体となって、ピンピンコロリを目標に生きられるようになろう。