BREAK OF DAWN
超商業主義レーベル、エイ○ックス所属の男女3人組でボーカルの伴ちゃんのルックスは抜群、ということでそもそも正当な音楽的評価の対象にはあまりならなかった彼らだが、このファーストは賭け値なしに素晴らしい! 生ピアノやアコギの鳴りがいちいち美しいばかりでなく、本作においては打ち込みだって全く気が抜かれていない。(heartのドラム音は試行錯誤の結果、決定するまで1ヶ月かかったのだそうだ)ravenの不穏かつノイジーなサウンドなど、これでもし伴ちゃんが喉を枯らしたシャウトをしていたら、ほとんどナイン・インチ・ネイルズになってしまいそうな迫力だ。
とはいえ基本的にどの楽曲も生楽器中心で、その音数、音の厚みはハンパでないのだが、音質が非常にクリアなため各音の輪郭がくっきりしていて細部まで聴きこめる。 ギターの大渡亮のソロも叙情的なものからアグレッシヴなものまで、なかなか充実していて感情移入できますね〜。伴ちゃんのクリアなヴォイスも印象的だ。
楽曲の充実度も目を見張るものがある。シングルとなったM-3,6,10,11(実は意図的に洋楽バンド名をタイトルに拝借している)を核としながら駄曲は一切見当たらない!壮大なバラードyesterday&todayは一世一代の名曲。基本的にAメロ→Bメロ(時にはCメロも!)→サビという王道だが、軽快なロックンロールのwelcome!やデビュー前の心情を歌ったラップと切ないメロディが融合したpainfulなどアプローチは驚くほど広い。
これほど高いクオリティのアルバム最近なかなかめぐり合えないですねぇ。
個人的に邦楽史上に残るべき傑作だと思う。このまま埋もれてしまうのは惜しすぎる名盤!
二千年の恋(4) [DVD]
リアルタイムでも見ていましたが久々にふと見たくなり
見てみました。
刑事役の宮沢さんは雰囲気があって本当にカッコいいし
素敵でした。理得(中山美穂)を尾行するうちに
好きになり危険な任務の前日に理得の家を訪れ最後ぼくと
貴方の間には彼(金城武)がいた。もしいなかったら
どうだったか。。。きっと出会うことはなかった
という台詞が凄く切なく素敵なシーンです。
金城武も理得と出会って考えが変わってゆく
所もなかなかでした
多分またいつか見たくなるドラマだと思います
きみと千年廻恋 (コバルト文庫)
二宮さんが大好きなので、挿絵につられて衝動買いしてしまったのですが、話も面白かったです。
話の展開が、ちょっと無理があるかなっていうのはあるのですが、全体通して楽しめたので良いかなと思います。
自分をみてほしい、っていう主人公の気持ちには共感できるし、ラストにいくにしたがって切なくなっていきます。
だからこそ、ラストでのハッピーエンドが嬉しくなってしまいます。
書き下ろしのほのぼのデートも楽しいです。二宮さんの挿絵がぴったりです。
二千年の恋(1) [VHS]
金城さん、ピストルが似合いすぎです。
国や家族のために犯罪を犯していく男性に恋をしてしまう女性。
若かりし仲間由紀恵さんも出てます。
その役どころが、彼氏に貢いでしまうんです。
そのためにAV女優までやらされて…。あげくのはて流産…。
あのころから存在感ありました。
透明な音楽
清廉なハーモニーと主体となる旋律で世界観を一掃し、花鳥風月の美しさに私の心が惹寄せられた想いをしました。
最新の音源やエフェクト、プログラミングなどトーンやグルーヴに頼りがちな現在の楽曲でも、このメロディーとハーモニーの美しさには圧巻されてしまいます。
S.E.N.S.の音はテクニカルなアンビエント系というより、自然と一体になれるような丁重な音創りと音一本に対しての想い入れを強く感じさせ、その主張性の高さは高次元の別世界に連れて行かれたかのような錯覚すら陥りました。
この上質な仕上がりは、リゾートやカフェテラスでもよく似合いますが、捨て曲がありませんのでBGM程度ではないと思います。
BGMとして静かに聞き流すのではなくより大きな音で、ハードコアやヒップホップよりも、もっともっと大きくて綺麗な音に包まれたいような作品でした。