アルティメット ヒッツ ドラッグ オン ドラグーン
燃え尽きることはない。 元凶を討つまでは。
その果てに救われることはあるのか?きっとないと思う。
誰もが被害者
誰もが加害者
そんな矛盾な理屈が罷り通るのが世界であり、そんな世界を人間のエゴイズムを正当化しつつも醜くも現した世界は今作のように狂気に満ち溢れている。
それこそが人間により創られた世界の果てでもあり、真理。
ダークだの鬱だのBADENDだのそんな生易しい言葉では括れない
破壊と狂気によって拠り所の無い世界だからこそ、人々は神に頼る。絶対的存在である神に
そんな人間の脆さとともに強さを描いたスタッフに拍手
復讐は何も生まない。生むとするなら新たなる復讐の連鎖
そんな理屈わかってても人々は掻き立てられたかのように行動する
それが本能であり、正当化され粗削りされたエゴなのだから
まさしく原罪
ドラッグ・オン・ドラグーン 公式ガイドブック・コンプリートエディション
攻略のところにも武器の宝箱を出す方法は載ってるけど、詳しく乗ってるのはもっと後ろのほう。攻略のページと武器収集のページと交互に見ながら十三章を目指しましたとさ。
まあ、武器の性能がひとつひとつ詳しく乗ってたのは良かったけどね。
あと、十三章のボス戦に、○と●の順番に間違いがあったような…。一回目の長い間と二回目の間のあいだあたり。そのせいで最後の怒涛のようなラッシュは一回全部自分で調べたよ!そこはどうやらあってるみたい。最後まで行けてないけど。
DRAG ON DRAGOON
その謳い文句に恥じない、非常に挑戦的な内容です。人の憎愛、嫉妬、羞恥心、残虐性、脆さなど、あらゆる負の要素がストーリー上に滲み出ています。
これは、初めての人には衝撃が強い作品だと思います。
しかし、ある意味、今までのゲームにある主人公という特別な存在を打ち破ってくれた作品でもあります。
主人公とてただの人間、たまたま特別な力を得ただけで、元は我々と変わらない普通の『人』。故に奇麗事では済まない場合もあると暗に言っている様な気がします。
と同時に、人間の本来の姿を映し出した作品でもあるとも思います。人間の内側の正体を暴いた作品と言えるでしょう。
何はともあれ、買う人は十分に注意してください。先に申し上げておきますが、このゲームにはハッピーエンドという言葉は存在しません。
全てが、バットエンドであり、ファンタジーながら現実味も含んだエンディングとなっています。
そして、なにより残酷で数奇な物語です。他の方もおっしゃっていますが、鬱状態は必至です。
DRAG - ON DRAGOON 2 ORIGINAL SOUNDTRACK
実際の曲はもうソフトで聴けたりTVで流れてたりしてるので、期待はかなり大きいです。
全体的に曲想が豊かで、クラシックをベースにジャズからオーケストラ、トリッキー、ケルト系まで取り揃えた曲構成にうなること間違いなし。
使用されたソフトの好評価の一因は、確実にこの音楽が担っていました。
個人的に、交響詩「禁断の序曲」と尽きるのアレンジヴァージョンがオーディオで聴けることが何よりも楽しみです。