ビバ!エンマ・ハウス
スパニッシュハッスルが聞きたくなって購入しました。マラウィ・ロックスとの共演が素晴らしい。エクストラCDも入っていますよ。これからの暑くなる季節、ラテン系の音楽を聞きながら体を動かしてみるのもいいのではないでしょうか。全体に飽きないので、10-20代にクラブに通った方にはお勧めですね~。
古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう
いわゆる広島フォーク村の面々を大成した作品。録音も稚拙であり、雑音も多い。機動隊対学生、新宿フォークゲリラ、当時の世相を知る一級品の資料と化している。とにかく、当時の学生のパワーを感じさせる。彼らが40年代後半からバブルまでの日本を支えたという結果を理解しなければならない。
吉田拓郎の曲は「イメージの詩」と「マークII」が収録されているが、「マークII」は他人が歌っている。本来の「マークII」を聞きたいのならエレックレコード盤のシングルを買うしかない。このシングルでは、「イメージの詩」もシングルテイクで軽い感じに仕上がっている。
残念ながら吉田拓郎論を書くためにはこのCDは重要であるが、よしだたくろうを知るためのCDではない。
「古い船」=「日本」を今!動かせるのは、「新しい水夫」=「今の若者」にはできない。それがよく分かるだろう。それだけこの頃の若者は燃えていたよ。