ヒストリー・オブ・ロックンロー
ロイヤル・ティーンズのショート・ショーツがテレビ朝日系「タモリ倶楽部」のテーマ曲です、Royal Teens "Short Shorts"、ようするにショート・パンツで、、、、、という歌です、番組同様にしょうもない内容の歌、
ロイヤル・ティーンズはベスト盤も容易に入手可能、
このCDは1950年代のアメリカン・ポップス集、収録時間が長くないので、今後新たに編集されて発売になる同傾向CDを待ったほうがいいかもしれない、
ワイルド・アパッチ 【ベスト・ライブラリー 1500円:戦争映画&西部劇特集】 [DVD]
ロバート・アルドリッチ監督の作品は殆どが骨太の男性映画で、Message色を感じさせない娯楽作品
言い換えれば観客が理屈抜きに楽しめる作品(但し、荒唐無稽ではない)が多い。
しかしこの「ワイルド・アパッチ」は決して娯楽作品ではなく、かと言って重たくて説教臭い作品とも違い
Thrillingな見せ場は豊富にあるのだが、観終わった後、何か遣る瀬無い気分にさせられるのである。
Storyは到って単純。
保留地から逃亡した凶暴なApacheウルザナ一味を捕獲するべく討伐隊が騎兵隊によって組織され、
ブルース・デイヴィソン演じるデブイン中尉を指揮官に、Veteran斥候マッキントッシュとApacheの斥候ケ・ニ・テイを使って追跡を始める。
この追跡行の過程でウルザナ一味が白人に対して行う虐殺行為の描写が「ソルジャー・ブルー」以上の残酷さである。
特にApacheのFootball Scene(詳細はDVDをご覧下さい)は思わず目を塞ぎたくなる。
勿論、この作品は残酷描写を売りにしているような低Levelな作品ではなく、
Veteran斥候と若き指揮官との交流、Veteran斥候とApacheの斥候との心の交流など人間模様を随所に盛り込みながら
アルドリッチ監督らしい骨太な男のDramaに仕上げている。
特にLastでケ・ニ・テイがマッキントッシュの腕を握りながら、微かに頷き合うSceneが抒情的で良いですねぇ。
これこそ映画の中でしかあり得ない2人だけの世界と言った感じだなぁ。
似非映画評論家によるとこの作品にはVietnam戦争に対する批判的Messageが込められているそうだが
私にはそこまでの深読みは出来なかった。
確かにこの作品の製作年度は72年であるから、そういう意図があったのかもしれないが、
ここは素直に白人のIndianに対する暴力、Indianの白人に対する報復的暴力への批判が込められていると理解すべきであろう。