キサラギ スタンダード・エディション [DVD]
この作品を観て、どうしてもキモい感じがして嫌悪感が否めなかったオタクさんたちを、だいぶ身近に感じられるようになりました。
出演俳優たちがカッコいいor作りこまれたキャラがかわいいから好きになれる、というのももちろんありますが、それ以上に、彼らの心理に共感できるのです。
愛と嫉妬、これにつきます。あの人が好きで好きで仕方がない、だから客観的にはブザマなこともいくらでもしてしまうし、自分よりあの人に近づける人(とりわけ同性)が憎たらしくて絞め殺したくなる。自分が誰よりもあの人のことを知っている、と主張するために犯罪すれすれの愚行すら犯してしまうヤツも出てくるけれど、そこまでしてあの人を思える気持ちは他のヤツラも理解できてしまう。
この高揚したファン心理、人を本気で好きになったことのある人間なら誰でも一度は体験したことがあるものではないでしょうか。その心理がおもしろおかしく、ときに切なく、そして何より上質のストーリーのもとで表現されているから、この作品は最後まで興奮しまくって観終えることができた後、そこに「私」が感情移入してしまう「私」の一部を確実に発見することができるのです。
オタクの思い、自分も持ってるなあ、とここまで軽やかに痛感させてくれる大傑作は、なかなかありません。
ハーモニーベルCD Clean up & Power up
以前たまたま書店で見かけて購入したCDブックでハーモニーベルを知り、
CDをかけることによる変化も感じておりました。
お値段が良いので迷いましたが購入いたしました。
なぜならば
お掃除、パワーアップ、イヤシロチの全てが必要だと感じておりましたので(笑)
今10日間ほど、
好きな曲を聴くとき以外は常にリピートして
寝るときも音を小さくしてかけております。
ハーモニーベルによって場の空気が変わる事は前述のCDブックでも体験済みでしたので
他の変化を書かせて頂きます。
グラウンディング出来ている実感が数年ぶりに出てきました。
そして元気が出てきました。
お掃除は今のところ、劇的な変化は感じておりません。
そしてこれは、
CDの御蔭なのか2010年になったからなのか分かりませんが・・・
精神と体のお掃除にきいてるような気がするんです。
私の場合、部屋のお掃除よりも先に精神と体にきてるようです。
問題発生→悩み→自分なりの答を得→スッキリ♪
といった、悩みを手放すサイクルがハイペースになった気がします。
体も、デトックスや浄化系の食品を自然と頻繁にとるようになりました。
う〜ん。
なかなかすごいCDかもしれない。
ニンテンドウオールスター大乱闘スマッシュブラザーズ (ワンダーライフスペシャル 任天堂公式ガイドブック)
このゲームには公式ガイドブックが2冊あります。
まずこの商品、いつもの公式ガイドブックと、
もう一つ、開発者自らが執筆した『スマブラ拳』です。
"実戦で役立つアドバイス、楽しい読み物、詳細なデータ"を求める方には
『スマブラ拳』の方をお勧めします。
こちらの攻略本の利点は「見て楽しい」という点です。
全キャラの全技が3枚の連続写真付きで載っているので、
「コイツはどんな技持ってたっけ」と、見直しの意味を込めて眺めたりするのに便利。
カッチリめのデザインも個人的には好みです。
※連続写真には大体の攻撃判定が描き足していてあるのですが、
絶対に目視では測定できない部分が細かめに描かれています。
開発提供のデータを元にしたものなのかもしれません。見る人によってはマニアックな収穫があるかも。
関口知宏の中国鉄道大紀行〈1〉最長片道ルート36,000kmをゆく 春の旅 ラサ~桂林
中国鉄道大紀行の春の旅の前半、ラサから桂林までの旅行紀です。
私も14年程前に寝台列車で中国を旅したことがあったので、中国の方々の温かさなど当時を懐しく思い出させてくれました。
内容の濃い絵日記で、関ロさんが本当に丁寧に絵も文章も綴っているのがわかります。
絵は心和むものであり、文章は哲学的・禅的で関ロさんの心の豊かさ、深さが表れています。
写真が豊富で、訪れた都市の概要あり、今日のできごとというコラムありで旅の臨場感バツグンです。
国際交流や平和についても考えさせられる宝物の一冊です。
R13 地球の歩き方 リゾート ペナン・ランカウイ
表紙をあけると「歴史とグルメのトロピカルリゾート ペナンへの誘い」というキャッチコピーが目に入りました。
かなり以前ですが、マレーシアのリゾート地ペナンを訪れたことがあります。「東洋の真珠」と称えられた美しい島でした。代表的なピーチのバトゥ・フェリンギ周辺のホテル群は、どれも甲乙つけがたい風格が漂っています。
54ページと100ページに紹介してあるシャングリ・ラ ラサ・サヤン・リゾート&スパに連泊したのですが、リゾートの休日にふさわしいロケーションと施設だったと思います。室内のトロピカル・ムードは異国情緒たっぷりでしたし、広大な庭園とそれに続くプライベート・ビーチは南国ムードが漂っていました。
そんなペナン、ランカウイなどを訪れたいと思う人にとって有用なガイドブックでしょう。バス、タクシー、トライショーなどの交通について、中心部のジョージタウンの情報も役に立ちそうです。「私のトラブル体験 ペナン編」のコラムは、旅人にとって必須の情報になるでしょう。また格安航空会社(LCC)についての情報も多くはありませんが、選択肢として考慮しておくべき内容でしょう。
ヘビ寺、寝釈迦仏寺院、観音寺、ペナンヒル、極楽寺等の見どころも満載です。パッケージツアーで訪れることが多いでしょうが、自由行動の際には十分本書で計画を練って、レストラン、ナイトライフ、ショッピング等の情報も参考にしてください。
「アンダマン海とマングローブの自然に囲まれた伝説の島」ランカウイの情報も充実しています。約80ページ強にわたって掲載してありました。新しいリゾート地としてこれから多くの方が訪れるのでしょう。